秋を写真に収めるべく山道を散策

何も無さ過ぎて更新停滞

 9月末から10月初旬まで、コレと言ったトピックスが無く更新せず過ごしてしまいました。ここ4年は 月に 4~5投稿 / 年に50投稿以上を目安に活動してきました。今年も既に43投稿目。ボーダークリアーが見えてきたこのタイミングで息切れしてしまった様です。振り返ってみれば、昨年の68投稿は異様なペーストでした。アフィでも仕事でもないBlogのために、何を必死になっているのかと・・・。元々は学生時代の課題から惰性で続けている行為なのですが、それでも " 人に見せる文章を書く・自堕落にならず周囲を観察する " 訓練(?)練習(?)的な何かとして続けています。一度止まると動き出すのにはエネルギーが必要となるので早々にペースを元に戻したく思うものの、グチや粗野な行ない以外で更新しようと思うとなかなか大変です。しばらくお休みしているチャリを再開しようかな?そうすればネタに困らず+15~6投稿は出来るはずです。

写真のためにハイキングを計画

 9月に撮り歩いた江ノ島 / 鎌倉散策WEC準備見学 がソコソコ楽しかったので、10月も撮影のための外出を計画します。丁度 友人から『ススキを撮影したい』との連絡が。二人とも山登りはしないので、高低差が少なく公共交通機関の使える辺りで検索。湖尻 - 仙石原を結ぶ 自然探勝歩道 と言うハイキングコースを使って、撮り歩く事にしました。

小田原からバスを使って湖尻へ移動。芦ノ湖畔を湖尻水門まで歩き、その後 早川沿いに敷設されるサイクリングロードを使って仙石高原へ向かいます。全体的に高低差は少ないフラットロード。流れ出した土砂や所々砂利道もありますが、総じて歩きやすく整備の行き届いた道でした。

前半はキャンプ場・芝生広場・ゴルフ場など人工的な緑が広がりますが、他でよく目にするエリアと違い間伐や草の処理などがされていて整った山道な印象。キョロキョロしながら歩け、見栄えの良い景色が多いと感じました。

長尾峠に通ずる分岐の辺りで、サイクリングロードから外れ自然探勝歩道へ入ります。この辺りは国立公園指定されていることも有り、地図看板や道標などが充実しており表記も新しいため迷子の心配は無さそう。加えて森には適度に手が入っていて、とても雰囲気が良いのが特徴です。このあたりまで来ると杉の木が減り始め徐々に広葉樹が増え始めますが、緑一色だとなかなか写真に収まりません。

足場は整っているものの、先程とは様相が異なり整備された凸凹の石積道。その後、フラットなオフロードに変化。非常に静かで緩やかなアップダウンが続きます。60分程で元のサイクリングロードに合流。この辺りまで来ると再びゴルフ場が現れ、個人の別荘も見えてきます。真っ直ぐ進むと国道138号線 金時登山口の辺りに出るのですが、途中遊歩道に入ると早川に沿って歩くことが出来るフラットな道に繋がります。

散策道と言うよりは散歩道と言った感じでしょうか。所々立ち止まれるポイントが有ったりして、軽装備で行くには丁度良いルートです。苔が生す石畳みなので少し身構えましたが、足元で不安を感じることは無く進む事が出来ました。30分程歩くと別荘地へ出られ、少し進むと仙石原の湿地へ至ります。

平日でこの混雑、週末は・・・

 この辺りまで来ると、急に人混みが現れます。先週辺りからTVで紹介されていた事も影響してか、平日の2時過ぎだと言うのに人出は盛況です。先程までの整った自然とは打って変わって、折られたり押しつぶされたりする草木が多く見受けられました。

同じ物が密集する風景を見栄え良く写真に収めるのはなかなか困難です。そのためムシってみたり掴んでみたりするのですが、見栄のために使われた其れ等は道に打ち捨てられ景観を汚します。また通路沿いの背の高い草は、その先の風景を撮るために潰しヘシ折られていました。獣道とは違う様子だったので、無粋な人間の仕業だと思われます。

ススキ原は綺麗でしたが、それ以上に見苦しく感じてこの場を後にしました。若干後味悪い散策となりましたが、全体的には楽しめたし同行した友人も楽しんだ様子だったのでまぁ良しでしょうか。

カメラ遊びに最適な、人を選ばないルート

 帰りは宮ノ下で温泉に浸かり、小田原で一杯引っ掛けて解散。足場でカメラを気にする事もなく、翌日に疲れを持越すことも無さそうな適度なルートでした。移動距離は13キロ / 撮影数は200枚程でした。山道にカメラを持ち込む際は落下や転倒が怖く積極的に撮影できないのですが、今回はその心配なく過ごせたのは良かったです。反面レンズ選択で失敗したため、撮れ高は低め。木々が鬱蒼とする場面では広角レンズは無力で、目を向けるなら森の中の木より足元の動植物の方が楽しかったのではないかと感じました。改めてマクロレンズの必要性を痛感します。さてTAMRONの90mmに出戻るか、Macro NIKKOR 105mmにするか・・・この悩み来年に持ち越さず済ませたい所ですね。