ディスプレイ交換から1年経過
見返すと分かる、昨年中の色狂い
ここ最近 カラーチャートを買ってみたりホワイトバランスを手動設定にしてみたりと、写真の色調整に精を出しています。そのお陰で瞑想していた色調整の違和感は、カメラではなくディスプレイが原因だったのではないかと気が付く事ができました。昨年夏に入れ替えた液晶ディスプレイ DELL UP2716Dの影響で微調整が出来る様になり、以前のディスプレイに比べ違和感に気が付くようになった様です。

このディスプレイ は3年落ちの中古ながら3万程しました。安いモニターなら新品が買える価格です。その要因は表現できる色の数が非常に多いカラーマネジメントモニターだから。通常表現できる色数は1677万色位のところUP2716Dは10億6000万色以上。普段目にするサイトやYou Tubeでは不要ですが、デジタル写真・映像・印刷用データ等の作業にて効果を発揮するスペックです。古いモニターもこの規格だったものの、故障する寸前では性能が発揮できていなかったのでしょう。故障する頃に加工したデータが微妙な誤差を有していて、一般的に違和感が出る程ではないものの自身は気がつく程度にはズレが生じてしまいました。遡って修正したりはしませんが、知識は蓄積したいと思いトライをしている感じです。
コロナ騒ぎで価格高騰。新品は手が届かないかもしれない
良いものを知ってしまうと欲が出てしまいます。解像度がWQHD(2560x1440)で据置となったため、同スペックの4K(3840x2160)に興味が湧いてしまいます。10年前WQHDが7万前後だったので、今なら4Kが同価格くらいなのでは?と期待。残念ながらそんな事は無く、むしろ10万円未満のプロフェッショナル向けモニターが無くなってしまった感じです。最低10万、平均は20万円前後でしょうか。仕事用とは言え衝撃の価格です。需要の少ない製品なのは理解していますが、想像していたよりだいぶ厳しい。DELL・BenQ辺りで購入したかったのですが到底手が出ません。候補を上げるならフィリップス・ASUSなどディスプレイマイナー勢の製品を選ぶことになりそうです。パネル生産はLG・Samsung・BenQが元締めなので何処のブランドで購入しても3社の内のパネルが引き当てられるわけですが、制御やサポートなど考えるとどうなんでしょうか? フィリップスの27E1N8900/11 等は興味深い製品なのですが、購入まではもう少し資金を貯めなくてはいけなさそうです。他にも後進や保守点検が必要な道具は多い訳で、ひとまず目星だけ付けて後回しになってしまいそうです。