壊れるまで使い続けた財布を新調
" 汚くても使い続ける " を続けたら壊れてしまった
社会人になってからずっと同じ様な形状の革財布を使っています。札入れ2箇所にカード入れと小銭入れが付く二つ折り形状。当初は何かの節目に親がくれた物で、その後もボロになる度にプレゼントされていました。私的には使いにくい配置や機能の財布が多く不便を感じるのですが、諦めて使っている内に気にならないと言うかどうでも良くなってきます。そんな訳でいつの頃からか ” 財布 ” に対しての興味や色々が無い人間になってしまいました。そんな訳でスレ様が褪せ様が基本汚いまま使い続ける様になったわけです。ですが先日カバン内で小銭が散乱する自体が発生。小銭入れが破けて中身が散らばってしまった模様です。ポケットで無くて良かった・・・ココまで来ると流石に買い替えを考えます。
少量の札・少量の小銭・数枚のカード が収まり 2つ折りの形状なら個人的にはそれ以上何かを求めません。飾りや色など少し華やかでも良いですが、それより革質が良ければ色味も無視できます。この条件は基本形状でその中もで簡素なため直ぐに見つけることが可能です。後は価格と品質でしょうか。「多くは望まない」考えですが「最低限 年相応なモノ」は欲したいし、かと言って無闇に高価な買い物をする気も有りません。お金入れにお金を払うのに中身が消えていくんですよ。面白くも無い冗談ですw
どれくらいの価格が妥当なの?
ネットで候補を探しますが其々無難な割には程々の価格で仕立ては中の下といった印象。妥協も出来るし多くは望まないものの、あまりに年寄り臭いデザインの製品が多いのも閉口します。たまに目を引く品が有ると思えば2万・3万円と想定価格を大幅に超えるモノばかりです。そもそもですが幾らなら相応で、どの辺りが平均的な価格なんでしょうか?高給取りでもなく昨今スマホ決済ばかりの中でどう割り切るのか・・・ などと考えると、あまり楽しい気分で検索ができません。
2日位経ってふと思い出したのが、以前気になって調べていた革カバンの存在。ドラマで主人公が使う革のメッセンジャーバックが気になって調べたのですが結局買わず仕舞いでした。改めて調べると紳士財布も扱っています。その中にアウトレット品 でサンプルに使用したモノを発見。形状は条件通りで多少洒落感も合って、かつ価格が手頃です。撮影サンプルなのか商談サンプルなの、かそれとも展示見本なのか分かりかねますが個人的には無視できる所です。牛革で価格もかなり手頃なため早速購入してみました。
イギリスのブランド ヴィスコンティのシンプルな2つ折り財布です。見えない部分ですが内張りは紫の柄物。青色のフチ処理がオシャレですね。差し色が入るだけで、真っ黒なのに古臭さが消えます。化粧箱無しでしたが傷・汚れ・色ムラも無く良いコンディションです。畳んだ状態がスリムになり使い勝手がかなり良くなりそうな予感。製造はインドで、縫製も断裁も非常にキレイです(インドの牛革製品に関しては機会があればいずれ)。
思った以上に満足度の高い買い物ができました。自身の性格は機能的なモノ以外には興味を示さないと思っていたのですが、条件を全て満たす品だと日用品でも非常に愛着湧くのだと再認識です。