壊れたカメラレンズからルーペが作れるか?
分解したパーツを仕分けていく
昨日分解したパーツは、プラなど燃えるゴミ / 金属など不燃ごみ / ネジ・レンズなどなにかに使えそうなモノ の4つに分類しました。使えそうとは言いますが、それらは大凡何物でもないパーツなため日の目を見る事はほとんど有りません。それでも10年に1度位『取っとけば良かった』と言う場面は有るため、なかなか買えそうもないパーツは取っておいたりします。プラの板だったりアルミのパイプだったり溜まってしまうので定期的に処分はするのですが、だいたい処分直後に用途が見つかるんですよね。アレは何なんでしょうか?
特別加工しなくても使えそうなのは有る
そんな中でもレンズ群はすぐに遊べそうな素材。凸レンズがいくつか有るのですが、そのどれもが透明度が高く歪みが少ないモノ。アイディア次第で遊べそうな予感がします。ガラスレンズは単にオブジェにしても良いですし、時間をかけて考えることにしました。
マウント側の2枚は1組のユニットで形状も良く、手持ちルーペの様に使えそうです。サイズも手頃なので、まずはコレで遊ぶことに。さっそくフランジを削り落とし、掴みやすいけいじょうにしてみました。
除き側は凸レンズですが対物側は凹レンズになり、ユニットの縁がレンズ面から少し伸びています。そのままで拡大鏡になりました。倍率はx1.5程でしょうか、何気に使えそう。非常に明るく鮮明で、内壁には乱反射防止のギザが付いていて変な映り込みが有りません。そして特筆すべきは歪みの少なさ!ルーペの距離では、スミの方が暗くなることも像が伸びることも無く見やすいです。
3Dプリンターがあったら、フチやカバーが作れるんでしょうね。無骨な様も良いのですが、使い勝手を考えると少し形を整えたい感じ。フランジを1箇所残したので、適当なストラップを探してきて取り付けたいと思います。他のパーツは一旦 お道具箱に予備保管ですね。