分量と工程、両方揃って”レシピ”ですね

両方ともイギリスのお母さんからヒントを貰う

 私の母ではありませんよ。ネットに出ていた動画の話です。間食に自作のスコーンを作るようになって数年が経ち、分量の比率は大体決まってきました。しかし上手く焼けていたことも有り、混ぜ合わせの手順は適当。実際、イギリス人でもアメリカ人でもかなり適当なんです。『均等になる様混ぜ合わせ、最後に牛乳を入れる』だいたいコレ。しかし先日見たイギリスの田舎のお母さんが焼くスコーンの手順は明確に指定されていたので、それを参考にリトライ。同じ材料でも手順が変わるだけで、随分差が出るもので更に安定して美味しく焼けるようになりました。

自家製スコーン

ジャムやクリームを用意することもありますが、食事と合わせたりお茶と合わせたりするのでバターや卵は抜いています。無塩バターは常備しないんですよ、高くつくしね。一人分の分量はこんな感じ。

小麦粉105g 強力粉 中心で、気分により薄力粉を混ぜる
ベーキングパウダー6g 最初に買ったB.P.が6gの分包だったので
砂糖5g 気分により増やしたりする
1g 足さない、引かない
油分10g 基本サラダ油、バターの場合は20g使用
牛乳55ml 卵液を入れたい場合はトータルで60ml以内
  1. ボールに小麦粉を計量し、そこへ油分を投入。均一に馴染ませる
  2. 砂糖・塩・B.P.を合わせ、均一に混ぜてから(1)に投入
  3. 硬さの様子を見ながら牛乳を足していき、ヘラで混ぜながら形を整える
  4. 玉状にしたらラップをして冷蔵庫で30分休ませる
  5. 押し潰すように伸ばして畳みを3度程繰り返し、一口大に整形
  6. 180℃のオーブンで15分 焼いたら完成

発酵が無いので、比較的短時間で仕上がります。生地は休ませた方がシットリしますが、以前はすぐに焼いていました。若干雑さが出るのですが、パスタの付け合せにはその方が好みです。卵液は表面に塗ったり牛乳と合わせたりしましたが、イマイチすきな味になりません。何より余る。バターや卵液を入れない事で多少香りが薄い仕上がりになるのですが、反面 小麦の風味が引き立つので良い粉を使うのがポイント。強力粉をベースに、気分によって薄力粉の割合を4割まで入れます。焼き立ても美味しいですし、冷めても美味しいレシピ。不満点は『本物を食べた事がないので、完成度が不明』と言ったところでしょうか。