噴霧器をフォームクリーナーに作り変えてチャリを洗う
アストロの加圧噴霧器がお買い得だった
チャリの洗車用にYouTubeなんかでアップされてる簡易洗車フォーマーを作りたく、材料を集めて自作してみました。ちゃんとした製品が3,000円位で市販されていますが、先人に習い自作したいと思います。近所のアストロプロダクツで1.0Lのモノが300円で売られていたので購入。ホームセンターやダイソーでも売ってるらしいです。
アストロの商品は店舗で動作チェックをしているようで内部から水滴が出てきました。通販や100均で不良品を掴むことを考えると、流石専門店は安心ができますね。自身でも動作確認を行い、問題無い様なので加工に移ります。
難しい事は無し、道具も材料も自宅に有るものを使います
加工にあたって使ったアイテムは工具2点、材料2点。家に有るもので済ませます。
- ピンバイス&0.8mmドリル刃
- ピックツール
- ステンレス製スチールタワシ (丸めて直径6mm程で使用)
- フォーム用スポンジ (キメが細かい物を少量)
特別買い足す物は無く、そこら辺に転がっている道具と素材でも済ます事が出来ます。ステンレス製のスチールウールは台所のを少量拝借、スポンジは緩衝材でも皿洗い用でも良いので15mm角位の適当な物を見繕います。加工は (1).吸い上げホースへの穴開け (2).噴霧器先端へのスポンジの挿入 の2工程のみ。
(1)の穴開けは、吸い上げた石鹸水に空気を含ませるためです。ホースを本体から引き抜き、上部から20mmの位置に1つ開けました。穴の大きさは縫い針位のサイズ(0.4mm)も試しましたが、プッシュピンや安全ピンのサイズ(0.8mm)の方が安定して泡立つ気がします。
次に噴霧器の先端を外して中から栓を取り除きます。ピックツールがあれば楽ですが、私は先曲がりのラジオペンチを使用しました。ピンセットや針金なんかでも工夫すれば外せると思います。外した栓は再利用するので、裏表の形状を記憶し傷を付けないように扱ってください。
噴霧器の先端内にスチールウール・スポンジの順に詰め込んでいきます。スチールウールは高圧がかかった際スポンジが水路を塞ぐのを防ぐために入れるので無理に押し込む必要はありません。スポンジは空気を含んだ石鹸水を発泡させる部分なので目の細かい物が適しているようです。食器洗い用を刻もうと思いましたが、丁度イワシを買ったトレーの中に薄いスポンジが入っていたので今回はソレを丸めて突っ込みました。
潰れすぎていると流れが妨げられるし、スカスカだと泡が緩くなるようなので隙間が出来ないサイズを見極めます。スポンジを詰め終わったら、外した線を裏表間違えない様に戻し先端を本体に取り付けたら作業は終了です。台所洗剤を2~3倍の水で希釈し噴霧すると、髭剃りフォームのようなモコモコの泡が吹き出てきました。これなら少量の洗剤で、効率よく傷を付けずに洗車することが出来そうです。あまり広域に吹き付けることが出来ないので車の車体では用を無さないでしょうけど、ホイール廻りやオートバイの洗車なら良い具合に使えそうです。費用もワンコインで収まって満足度高めな自作アイテムが完成しました。