今月の業務スーパー『初購入商品』- 4月

食材は定番が多い？

　更新のネタが無さ過ぎて、商品開拓が定番化。食料品でも探していますが、お菓子の方が目に付きやすいのは性格の問題でしょうか。冷凍食品やスパイスで面白い発見があったら良いのですが、知識や着眼点が悪くハードルが高く感じます。そんな訳で、今月も目についたお菓子を買ってきました。

ハードで美味しい！イタリア産 ビスケット

　今回買ってきたのは、イタリア産 Ore Liete Perugia社の『チョコ＆ココアとヘーゼルナッツのグラノーラビスケット』230g入 178円です。輸入元パッケージですが、ひと目で美味しい予感がしました。業務スーパーの輸入元パッケージは基本的に簡素なデザインですが、コレは時間と労力をかけた感が見て取れます。原材料もシンプルで期待度大。『誤魔化しの無いものに不味いモノ無し！』ここ最近のアタリパターンです。

食感は非常に固く、しっかりしたもの。食べごたえが良く、紅茶との相性抜群です。ココアパウダーの入るビスケットはその風味を感じられないモノが多いですが、コレはチョコとココアが別々に感じ取れて何より香りが良い。甘さは控えめで、程よい苦味が美味しさを引き立てます。230g入で枚数も20枚近く入っている様子。1枚が重く少しの量で満足感が出るので、他のお菓子に比べて消費が少なく済み腹持ちが良いので助かります。

見た目の主張は控えめ。『ゴロゴロチョコレート』や『大きめナッツ』な感じは有りませんが、其々のバランスが良く美味しいビスケットに仕上がっています。イラストほど具沢山ではありませんが、派手さに惑わされて素材だけが美味しい残念バランスでは本末転倒ですよね。ヨーロッパ製は日本製に比べて筋の通った物が多くて好きです。

自身の『美味しいの尺度』をしっかり持ちたい

　海外製の焼き菓子に共通している点ですが、素材の香りや食感を大切にした製品が多いように思えます。中には雑な製品も在りますが・・・。個人的には国産大手菓子メーカーの香料や合成物で惑わされる『美味しく感じるけど疑問が残る』ものより好感が持てる製品が多く存在すると思っています。味覚だけで受け入れられるものが『美味しい』になってしまうと、風味や材料本来の味など関係なく全部が同じ尺度になりはしないでしょうか。添加物や合成物は、慣れると味覚を惑わされがちになるため最適化をしてみるのはいかがでしょうか？ 私は鳩サブレを食べると『コレが自分にとっての美味しい味』だと実感出来る気がします。