蛍光灯 照明器具の寿命が長すぎるので
電子部品の少ない機器は故障が少ない?
白熱球や蛍光灯に変わってLED照明が登場して10年以上が経過。『壊れたら買い替え』などと考えていましたが、幼少時から35年使い続けているペンダントライトは未だにその気配が有りません。内部を確認してみると、電子回路を持たないチョークコイルの安定器が使われているタイプでした。この手の古い家電は、仕組みの都合上耐久性が高い物が多くて買い替え時が図りにくいですね。せっかく変えるのだから35年の進化を感じれる製品が欲しいのですが、そう思えるモノが無くて困ります。手頃な製品は碁石形状で乳白色のプラカバーが付くシーリングライトが大半なのですが、個人的には『昭和の玄関か洗面所に有った安モノ』にしか見えず買う気が起きません。ストレート形状の製品も『門柱に付いてたモノ』にしか見えず、サイズ・形状・デザインなど蛍光灯時代から足踏みしているようにしか見えないのですが・・・。デザイン的に優れたものも存在しますが、海外製になるからか異様に高額だったりデザインに振りすぎて光量が足りなさそうな製品ばかり。国内メーカーは値段ばかり立派で、思考が完全停止しているとしか思えません。控え目に言っても終わってます。
色々心配になるけど、中華製に頼らざるを得ない現状
色々探してみて 形状・機能・明るさ など、少しでも進化を感じられる製品を選んでみると、無名な中華製品になってしまいます。耐久性や安全性など不安でしか無いですが、値段以前に商品パッケージでさえ国産品はこれらに勝るモノが有りません。何なのでしょうね?昨今の家電メーカーのヤバさは。とりあえず1万円以内で、20Wサークライン 2灯分の光量とサイズを確保する薄型のLED照明を購入。消費電力36W / 照度14段階(最大4600lm) / 色温度14段階(3000K~6400K)の調光機能付きにしました。正直なところ調光機能は要らなかったのですが、明るすぎとか色が青すぎとかだと嫌だったので仕方なしです。デザイン的にも平凡で全然ピント来ないモノですが、電球や蛍光灯では実現不可な厚さ(24mm)だったので妥協ができました。

思ったより優れてると思った点は、発光面にムラが無い事と配光が広い事でしょうか。部屋の隅は暗くなるのだろうと諦めていましたが、今まで以上に部屋の隅まで明るく照らします。取り付け高も50mm未満とペッタリしているので室内の圧迫感が減って、少し部屋が広くなったような印象に。少なくとも過去の自分が見たとしても、35年の進化を疑う事は無いでしょうね。
一応5年保証とのことですが・・・無理でしょうね。何せ保証内容や連絡先など何処にも記載が無かったですから。