梅雨前に室内履きを新調しました

5本指ソックスの恩恵を活かしたい

 足の臭いが解消できればと思って長らく5本指ソックスを愛用しています。当初は『洗濯しにくい』だとか『履きにくい』だとか思っていましたが、慣れれば汗ばむ日でも快適に過ごせる良いアイテム。普段は見えませんが、何かの拍子に個性をアピールできる点もお気に入りです。他にも洗濯物で他の人の引出しに紛れないとか、履物を選ばないとか、扁平足に良さそうとかメリットは色々。購入の際に選択の幅が狭くなってしまいますが、昨今では色々なブランドから発売され目にするようになりました。10年前に比べれば恵まれた状況だと感じます。

健康のため?鼻緒の付いた履物を選びたい

 室内履きはスリッパとか健康サンダルとか体育館シューズみたいなのが主流でしょうか。足に合わない靴を履き続け指廻りが変になったこともあり、左右から締め付けない履物にしたいと思った継いでですが、どうせなら伝統的な履物を選びたいと思っています。無印のルームサンダルというのをしばらく使っていましたが、耐久性が低く糸くずが酷いので以降は奈良の工房 福路屋が作る やまとっ子 のすだれ草履を愛用。外履き用底とは別の、スリッパと同じ様なウレタンの底を使った履物。2年が経過し、流石に汚れが目立ち鼻緒が傷んできたので、梅雨を前に新調することにしました。今回は雪駄を購入。鼻緒の仕立てが草履に比べて上棟になり、より指が開くようになって歩きやすくなりました。

すだれ雪駄
すだれ雪駄

足25.5cmなので、大きさはMを選択。踵は面イチ、左右は小指が少し出るくらいの粋なサイズ感です。中敷きは イ草・竹・麻と選べますが、吸湿性は低いが汚れが着きにくい竹をチョイス。コレだと濡れ雑巾で吹き上げることができるので、清潔に保てて良いと感じます。外履き用底を貼った物もあり、価格は1,680円~3,520円。トラディショナルな品物だと1万円近くしてしまいますが、現代風にアレンジされている分リーズナブルになっています。質素で単純ながら機能的。一見してこの良さは伝わらないのですが、違いが分かる人には瞭然な日本の逸品です。