異例の豊漁らし千葉産のカツオを探す
ニュースで紹介されてたけど、見かけることのない食材
水揚げが35倍に達した千葉の近海カツオ漁。ニュースを見たのは先週頭でしたが、近所では全然店頭に並びません。卸価格は4月比で半分くらいとのことで、比較的型も良好だとの事なので期待してるのですが・・・残念。マスコミは極端な物に飛びついても『不良だったけど、そこ後平年並みに回復』とか『スタートは好調だったが、その後低下』みたいなのは取材しないですからね。彼らにとっての重要性と、私達や関係者にとっての重要性が必ずしも一致しないのは今に始まった話ではありませ。
何とは買ってこれたけど、お得ではありませんでした
近所のスーパー5件をハシゴ。4時過ぎに出掛けたのに帰ってこれたのは7時です。最後の1件で半額に値下げされた生の千葉産カツオのサクを購入。期待したのですが、価格は想像より倍位以上していました。売れ残りが多く出ていたので早い時間から半額になっていたのですが、それでも家族の有る食卓に上げるにはいささか高額だと感じました。一人分なので買いましたが、それでも値引き前価格なら素通りだったでしょうね。何せ1.2人前の量で600円越してたので。大葉とカイワレを購入し、酢飯を作ってカツオのっけ盛り丼で夕食。皮は剥いだありましたが、バーナーで表面を炙って仕上げます。
冷凍ではないので臭みが少なく、水っぽくないのが良いですね。身の色もキレイで見た目も薄くしいです。『脂が乗ってて』とか『まるまる太ってた』感じではありませんでしたが、あっさりしていて美味しいタタキが作れました。
昨今では魚介は身近でない食材となった気がします。肉は確かに安価で、スーパーで売られているものはロスも少なく調理は楽だと感じます。魚は作るのも食べるのも、思った以上に手間がかかる割には割高で活用の幅が狭い食材。ですが海に囲まれ、古来より親しまれている食材なだけに衰退するのは残念でなりません。せめて季節の魚だけでも入手しやすければ嬉しいのですが・・・なかなか難しいですね。