手入れが悪くて、申し訳ない・・・

雨の日のライドで、ヘッド上部から水が入る症状

 昨年那須への輪行で雨に振られた際、フレーム内への浸水に気が付かずヘッドパーツを錆びさせてしまいました。どうもステム辺りから浸水するようで、その時はシールドベアイングのグリースを完全に洗い流して錆が回ってしまいました。清掃・錆取り・注油で一年過ごしましたが、今年も那須旅行は雨に振られたのでヘッド周りを再点検。下部は全く問題ないですが、上部は再度水を被った模様。耐水グリースをしっかり詰めといたのに、乳化して量が減っていました。前回ど同じ手順で清掃を試みますが、雑にコジッたせいでダストシールが破損。しかも洗浄中にボールベアリング1球を紛失。玉受け部分も結構削れてるようですし、ココは部品ごと交換することにします。

ヘッドパーツ 分解
ヘッドパーツ 分解

 適当に検索するも、サイズや仕様など思ったより様々出てきます。当初は安い汎用品でも買おうかと思ったものの、手元のパーツと図面の形状が微妙に合わず。元々FSAのカバーが付いていたので、メーカーページを参照するとビンゴでした。1-1/8 45°x45° ACBなのですが、コニカルリングが刺さる分1mm程逃げが出来ているモノでした。元付くパーツには型番の刻印が無かったので、買ってみて現物合わせするしかありませんね。Amazonで1,700円だったので早速購入。幸いにも付いてた物と同じ形状でしたので、すぐさま交換しました。

ヘッドパーツ 分解

車輪やブレーキなんかよりトラブル起きにくいんですが

 バイクのヘッドベアリングなんかは壊れるとハンドルが固着するんですが、自転車はそこまで酷い事には陥りそうな気がします。それでも千円チョットのパーツ代をケチって、万が一にも怪我をするのは馬鹿らしい話。本来ならオーバーホール時期なのでショップに依頼することで解消していたのでしょうが、長らく自前で整備していたためこんな様です。幸いにも大きなトラブル無く10年以上が経過しました。組み立てを依頼したショップが優秀なので不良が出る事無く今に至っていますが、たまにはプロのチェックが必要なのかも知れませんね。