夏の終わりに台風ラッシュ
今年も例に見ない気象の年
2つ続けて巨大台風が日本へ接近しました。沖縄・九州を巻き込み北へ抜けたため日本に大きな被害を出す事は無かったのですが、昨年の水害の件もあるため予断を許しません。この夏は8月に入り連続して台風が発生しましたが7月は1つの発生も無く、日本の気象統計史上で台風が発生しなかった初の年になったんだとか。それでも多くの地域で水害が起き、指定災害になりました。学生の頃、理科で学んだ気象の知識は今となってはほぼ役に立ちません。300年以上前から使われ続けた季語や季節の移ろいも、ここ10年程で姿を見せなくなりました。子供の頃に感じた五月雨や梅雨は辞書や物語で語られるソレと大きく変わる事は無かったものの、今同じ事象を感じる機会はありません。
10日の内に2連続で襲来
中心気圧930hps以下、最大風速50m以上の大型台風が続けざまに日本に接近。写真は9月6日 台風10号の様子ですが、中心がハッキリと写り勢力の大きさを物語っています。大きさは南北で700km位でしょうか。偏西風が北よりを流れる姿が見て取れますね。そうすると台風は北上していき、太平洋を離れるに連れて勢力を弱めます。

今後も発生してくる様なら偏西風の南下にきを配らなければなりません。そう言えばニュースでも天気図や衛星写真を使う事は少なくなりましたね。ピンポイントの天気予報が発達した今、個人にとって天気図や衛星写真はそれ程重要ではなくなりましたが、動画や映像に編集された連続したデータは思ったより多くの情報を見せてくれます。事象は消えても情報は残ると言う事でしょうか。