Windows10インストール後、最初に行った5つの事

便利を装った無用機能がウザ過ぎる

 Windows7のサポート切れに伴い、ラップトップもWindows10Proに移行しました。作業も2回目なのでインストール自体は苦も無く完了です。がっ!このOS、便利を装った無用機能が多くウザったい。控えめに言って不便です。どのバージョンでも使い始めは勝手が分からず不便さを感じるものです。そこら辺を自分なりに使いやすくカスタマイズするのがWindowsの良い点だと思っていたのですが、Win10ではユーザの自由度を落とす方向で調整が計られたと感じました。中でも変更したいのに表向き変えられない4つの不便がコチラ

  • 自動アップデート - 無効に出来ず、任意のタイミングも選べない
  • ロック画面 - 画像は変えられるが無効には出来ない
  • 標準アプリ - 一部はアンインストールも非表示も出来ない
  • エクスプローラ内のユーザーフォルダ - ひたすら邪魔

これらについて機能や解決方法の説明が自分で出来れば理想なのですが・・・今回は検索する中で特に分かりやすかったブログ記事を紹介していきます。

自動アップデートが無効に出来ない

 Win8.1までは自動更新を無効にする項目が存在しましたが、Win10からは無くなりました。マイクロソフト的には何らかの不都合が在ったのでしょう。しかしラップトップを使うユーザにしてみれば、不意に起動する更新プログラムは地雷の様な物です。外出やプレゼンのタイミングで更新がかかるなど致命的な事例を何度か目にする事がありました。そんな訳で私は更新のタイミングを常に任意にしています。
 設定では変更できない項目ですがWin10Proでは『ローカルグループポリシーエディター』を使う事で無効化が可能です。エディターは左下Windowsマークを右クリックして『ファイル名を指定して実行』から『gpedit.msc』と入力するのが楽ですが、System32フォルダ内に入っているので直接実行してもOK。

『ローカルグループポリシーエディター』を起動したら。左画面の項目から『コンピューターの構成』→『Windowsコンポーネント』→『Windows Updata』の順に展開。『Windows Updata』で右画面に表示される『自動更新を構成する』をクリックし設定画面を出します。『未構成』の項目を『無効』に変更してOKをクリックすれば作業終了。以降は自分のタイミングと責任でアップデートを行える様になります。濫りに使って良い方法ではありませんが、元に戻しやすくトラブルの少ない方法です。難易度は低めで、効果は大きいのは嬉しいですね。

ローカルグループポリシーエディター

ロック画面は存在自体が不要

 見栄えや着けっぱなしを考慮した機能なのかもしれませんが、便利とは無縁の機能だと感じます。起動時もウェイクアップ時も同じ動作でワンクッション挟むのも疑問。Windows10はモバイルでの使用も想定しているようですが、PCとしては使い道の無い機能が多く見受けられます。それらを強制されるのは正直ストレスですし、無駄な押し売りをしている様に感じ不快です。

Windows 10 ログイン時にロック画面を表示しない Tipsfound
Windows10 でログイン時にロック画面を表示しない方法を紹介します。ログインの手間が軽減されます。タブレットではロック画面を表示した方がいいときがあります。

再び『ローカルグループポリシーエディター』を起動。『コンピューターの構成』→『管理用テンプレート』→『コントロールパネル』→『個人設定』の順で展開し『ロック画面を表示しない』の設定を呼び出します。『未構成』の項目を『有効』に変更してOKをクリックすれば作業終了。 設定名を付ける人でさえ、機能の必要性を疑っている様に思えてしまう命名具合ですね。

ローカルグループポリシーエディター

100%使わない標準アプリが邪魔すぎる

 Windows10は、よく使うアプリをタスクバーやスタートへのピン留めする事でデスクトップを汚す事無く使える点が気に入っています。落ち着いてくれば、『すべてのアプリ』を参照する事は無くなるでしょう。とは言えWindowsアクセサリーなど重要なプログラムはピン留めする程ではありませんし、その割には定期的にお世話になります。そんな時に気になるのが多くの使う予定のない標準アプリ。皆さん使うのありますか?

Windows10の標準アプリをまとめてアンインストール(削除)する方法 有限工房
このページでは通常削除できないアプリの特殊な削除方法を紹介しています。

前2つの作業とは違い、削除する点でリスクが伴います。また標準アプリは複数存在しています。内容も理解せず無暗に消すのは得策ではありません。上記のブログではアプリの簡単な解説と必要性の有無を、消去の方法と共に紹介。これなら不安を最小限にとどめる事が出来そうです。
 スタートから『全てのアプリ』→『Windows Powershell』 と開きます。アプリ『Windows Powershell』の上で右クリックをしメニューを呼び出したら、『管理者として実行する』をクリックしてください。入力画面が出てくるので、ブログの説明を読みながらコマンドをコピー&ペーストして実行。メッセージが表示されれば消去完了です。流れ作業で次々消していけますが、くれぐれも慎重に。

Windows Powershell

Windowsが用意するフォルダは使いたくない

 Win98から追加された『MyDocument』フォルダーをご存じですか?近年はピクチャーやムービー等に形を変えた、ユーザー用に用意された保存スペースですです。便利に使えるよう用意された物ですが、私はバージョンアップで気まぐれに追加したり削除する仕組みを活用する気になれません。クリーンインストール時消えますし、クラウドやNASが一般的になりつつある昨今微妙な存在だと感じます。そしてエクスプローラーを使う際、用の無いフォルダーが邪魔で必要なフォルダーまでが遠いのがウザいと感じます。ファイル管理を効率化するため、ユーザーフォルダーを非表示にしました。

エクスプローラーの「PC」に表示される、不要なユーザーフォルダを消す方法 so-zou.jp
Windows 8.1ではレジストリのキーを削除するしか方法がありませんでしたが、Windows 10では非表示にする方法が提供されています。

この作業自体に大きなリスクを伴う事はありませんが、『レジストリーを操作する』事はOSを使う上で一般的な行為ではありません。機能や意味を理解せず無暗に操作して良い作業で無いと理解した上で、レジストリーエディタを起動します。 スタートから『全てのアプリ』→ 『Windows 管理ツール』と開いていき『レジストリーエディタ』の上で右クリック。メニューを呼び差したら『その他』を開き『管理者として実行』をクリックして起動します。 羅列されたデータの中から上記ブログに記載のキーを選択し、『 PropertyBag 』内の ThisPCPolicy の値を変更していきます。 デスクトップ にはThisPCPolicyが無いため、新規に文字列値を作成。 3Dオブジェクトは新規にキーを作成しPropertyBagとしたら新規 文字列値で ThisPCPolicy を作成し値を入力します。再起動後 エクスプローラを確認すると、スッキリ使いやすく変わります。

レジストリエディター

これ以上に困った機能が在るのですが

 Windows10Proに移行して、真っ先に気になった見た目を何とかしてみました。些細な点ですが、毎日使う身としては目に付く問題です。『 ローカルグループポリシーエディター 』が無いHomeでは行えないのが気になる所です。今後購入するPCはPro一択となりそうです。
 これ以外にも致命的な問題点がいくつかありました。次回更新にて記載します。手間を掛けてクリーンインストルしたのに萎えましたよ、ホント www