Amazon散財ウィーク到来

日本企業のバーゲンセールは名前だけの値上げ週間

 ECサイトはAmazon・楽天市場・ヨドバシ.com・モノタローを使っていますが、セールに関してはAmazon以外活用していません。昨今の日本のセールは、期間中値上げをする偽バーゲンセールが横行しています。今使うデジイチのNikon D750は楽天スーパーセールで購入しましたが、セール終了と同時に1万円近く値下げをされて嫌な思いをしました。問い合わせに対してショップも楽天も『セール終了後の値下げは仕入れ価格の都合によるもので正当である』との公式回答。ECサイトの仕入れ業務を担当した身としては、信じがたい良い訳です。表向きな釈明とは言え『私は企画を理解してない無能社員です』と宣言している訳ですから。個人的には楽天セールを活用する事は二度と無いでしょう。他のECショップでも同様の事態が発生しており、今や日本のセールは消費者に不利益を厭わないイベントへと変化していると感じます。

外資系Amazonのセールは、正統派クリスマス商戦

 アメリカで言うブラックフライデーの経緯は今更話すまでも無い事でしょう。クリスマスに向けて各社一斉に値下げ販売を行う年末恒例のセールです。サイバーマンデーはその週明けに増大するECサイトでの購買上昇の事を言う用語だそうですね。単にAmazonのセール名称かと思っていました。
 普段から比較的安価な商品が多いAmazonですが、このセール期間中は更に価格が下がる傾向です。今年、特にお得だと思って購入したのは4点。

  • ESET インターネット セキュリティ5台3年(¥8,128→¥5,800)
  • 新富士バーナー パワートーチ RZ-730 (¥1,680→¥1,390)
  • エンジニア ピンセット PT-02(¥805→¥569)
  • Seagate BarraCuda 2TB ST2000DM005(¥6,360→¥5,300)

平時の価格で1万7千円かかる所、セールで1万3千円となりました。ざっくり24%offです。1%分はポイントで還元さるので実質25%の値引。定価でなく売価の25%なので、かなりガッツリですね。年に一度のセールをうたうだけの事はあります。プライム会員登録はしていないので配達は遅くなるモノと思いましたが、通常通り手元に届いて更にビックリ。凄く得をした気分になります。そもそもバーゲンセールってそう言うものですよね。

Amazon散財ウィーク到来

セールは目的?それとも手段?

 年末・新春・卒業・入学・新生活応援・ボーナス・スプリング・サマー・オータム・ウィンター・クリスマスなどなど、日本企業は何回セールを打てば気が済むんでしょうか。手段と目的をはき違えた、小手先で行う販促の典型的な悪い例だと感じます。辻褄が合わなくなるのも仕方有りません。何故アメリカでは11月末週にセールを集中させるのか?クリスマスの購買意欲・給料やボーナスの支給・決算に向けての調整など、手段としての仕組みが明確で目的がハッキリとしているためです。っとボヤいた所で今の仕組みが変わりはしません。私に出来る事は『誰が賢そうか』よく見極め取引する事だけですね。