予想外の事態が発生するも、車検終了
お盆休み明けの検査場は閑散としてます
いつもは7月中に整備を終えて、お盆休みに自身で車検を受けに出掛けます。休みでバイク屋さんが居ないため、お盆の車検場は空いていました。しかし近年は慣れていないユーザー車検で混み合っており、正直ウンザリしています。子供連れ・未整備車両・書類不足など、迷惑でしかありません。今年はお盆の最中に整備をしたため、車検場に持ち込むのは1週間遅れ。休み明けなので混むかと思いましたが、業者さんもユーザー車検も少なめです。乗用車もバイクもレーンに待機列が出来ていないのは初めての経験。第2ラウンドでの予約でしたが第1ラウンド中に検査開始。『幸先良いぞ、早く帰れる』と思いきや、検査途中で第1ラウンドが終了して15分の休憩時間を挟む事に。それでもかなりスムーズな展開です。
万全を期すも、まさかの不合格
丸一週間も掛けて整備し、万全の準備で臨んだもののまさかの不合格に。原因はナンバープレート灯の球切れでした。整備中は点灯していたんですけど・・・この手の故障は仕方ありません。14年目なんだし、事前に交換するべきでした。近くのオートバックスで小糸製作所製のT10バルブを購入して再車検に望みます。一発合格の自信は有ったのですが、念のため工具を持参していた事が功を奏しました。工具無しに原因究明と対応を短時間で行うのは、難しかった事でしょうから。
10分程で検査場に出戻り再検査。検査員の方にも『それだけ?ちょっと運が悪かったね』的な反応。サクッと判を頂き、窓口で新しい車検証を手渡されたのは11時ちょっと前位でした。9時50分に車検場に到着し、10時ピッタリに書類を提出したので正味1時間。比較的スムーズに終わりましたが、今年は15分で済ます予定だったので少し残念な結果です。
車検での費用の内訳は
今回の車検、高額なパーツの交換は無かったため安上がりに済ます事が出来ました。クーラントの交換時にフロントカウルの脱着が発生したため光軸で不合格になる可能性が多少有りましたが、無事合格出来た事が大きかったです。そこまで厳密な精度を求められていない事が分かったので収穫は大きい。カウル回りのユニットはボルト2本で固定されているため、外しても問題ないなら作業効率が上がるので助かります。消耗品交換も4カ所有りましたが、どの部品も単価が安くて助かった感じです。ブレーキフルード関係でホースやシリンジなどの工具を買ったものの、これらも単価は低め。作業も容易でしたし、今後は積極的に交換する事にします。
■ 部品・ケミカル | |
---|---|
ヤマハ純正エアフィルター | ¥2,373- |
MOTUL DOT3&4 フルード 500ml | ¥1,639- |
KYK スーパーグレードクーラント 2.0l | ¥1,099- |
ヤマハ純正ガスケット | ¥72- |
小糸製作所 T10バルブ 2個入り | ¥242- |
■ 新規購入工具 | |
シリコンチューブ 4×6mm - 1m | ¥106- |
PP製 洗浄瓶(BS型) 100ml | ¥139- |
プラスチック シリンジ 60ml | ¥330- |
キャリパーピストン プライヤー | ¥1,870- |
KTC BT3-2Pドライバービット | ¥846- |
■ 車検費用 | |
重量税印紙 | ¥4,600- |
検査登録印紙/検査印紙 | ¥1,700- |
自賠責保険 24ヶ月 | ¥9,680- |
合計 | ¥24,696- |
一概に喜んでばかりも居られません。次回車検までに対応予定の整備項目は前後ブレーキパッド交換(1.5万円)・前後タイヤ交換(3.8万円)・フロントフォークオーバーホール(2.5万円)と高額なメニューが控えています。加えて年式的に リアショック交換(6万円~)・クラッチプレート交換(3.0万円~)も考慮する時期に差し掛かりました。全て対応したら18万円以上! パッドの交換以外はショップに依頼するしか無いので、段取りよく進める必要があります。加えてルーチンワークのエンジンオイル交換も発生します。年式を加味すると電子系でトラブルが出ても不思議ではありません。今の所は維持費が低く抑えられており苦では無いですが、高額修理が多発する様な事になれば買い換えも検討しなくてはなりません。もう少し乗っていたいのですが、どうなる事やら・・・。