照明から出る熱もバカにできない

真夏の様な暑さで脳が茹だりそうです

 梅雨前だと言うのに、30℃を超す真夏日が続きます。PCやデスクで作業をする時はデスクライトを使っていますが、古い代物なため未だに蛍光管タイプ。壊れたら交換するつもりで使っているのですが、そう思い始めて何年経過した事でしょうか。サイズや照度は申し分ないのですが、消費電力と熱量が大きくこの時期は頭の辺りで不快指数を上昇させてきます。加えて、最近は高周波を発信する様になってきました。この夏はどうにも我慢できそうに無いので買い換える事にしましたが、いざ探してみると検索には沢山引っかかる物の条件に合う製品見つからず困ってしまいます。

手元ライト 蛍光灯

一般的にデスクライトと言えば、デスク天板にマウントしたり台座付きの物をデスクのスミに置いたりするものですが、私の環境ではそのどちらの手段も使えません。そのため右側に置かれている本棚の柱へマウントさせ、アームを水平に伸ばす方法をとってきました。買い換える場合は同じように配置出来る製品に限られてしまいます。ネットで検索をすれば無数に候補が見つかるのですが、適切に運用していないモノを探す場合にどんなキーワードで探せば良いのか困ります。さてどうしたものか・・・

Amazonでざっくり探すも上手くいかず。それ以前に・・・

 Amazonで『クリップタイプ LEDライト』と検索するとソコソコの数がヒットしたため探していきますが、なかなか条件に合う製品が見つかりません。それ以前に何処のメーカなのか分からない怪しい品ばかりが並びます。以前は上海や香港のメーカが直接ストアを展開していたので、中国直送の商品にそれ程抵抗はありませんでしたが、昨今目にするのは 非メーカストア・工業商業都市で無い住所・偽のプロフィールに遣らせレビュー・デッドコピー商品などなど選べる要素は皆無です。その割にはお買い得感は無く、ニトリやIKEAに比べたらむしろ高い位の値段設定。こうなると特定の商品で無い場合、Amazonでノンブランド品を買う事は出来ないなと感じます。改めて別視点から検索し直ですね。

ECサイトだけが検索の場じゃ無い

ヨドバシ.comや楽天市場で検索し直そうとも思いましたが、Amazon以外のECサイトは曖昧な検索がかなり不得手でほぼほぼ役に立ちません。会社規模や技術力を鑑みれば仕方ない事です。その分野で多大な時間と予算を費やす企業と言えばGoogle。さっそくキーワードを『デスクライト LED クランプ式』として画像検索を実行するとAmazonの時より良い検索結果が得られました。1頁目にしてかなり気になる製品を型番付きで発見。かなり幸先の良い再スタートです。

画像検索 デスクライト

さっそく型番からメーカ・スペック・流通価格を検索。するとホームセンターではお馴染みのオーム電機製のライトだと言う事が分かりました。形状・機能・カラーでラインナップが複数あり、価格も当初想定よりかなり低く抑えられそうです。何よりメーカ保証や問い合わせが出来るのが良いです。流通経路も広いため、購入ショップを選べるのも嬉しいですね。さっそく注文してみました。

日本メーカ設計、実売2千円のスタンド

 3段階調光器・首振り機能・点灯のみの単純機能など形状や色などいくつか選べる様になっていましたが、どれも価格は2千円ほど。安いので機能が付くのは少し不安に思い最も単純な製品を選びました。開封して見た感じは『お値段相応の少しチープな感じ』が漂います。例えば本体から伸びる電源コードの付け根部分とか、テカリが強いプラスチックの表面処理だとか、チョイチョイ目に付くバリだとか・・・反面、価格に似合わず抑えている部分もチラホラ。1年間のメーカ保証書が付く事だったり、カバー付きフレキシブルアームは程良い硬さで調整が容易だったり、クランプ部分は本体側が伸縮する独自な作りだったり、壊れやすいスイッチは機械式では無く静電式だったりと気が利いています。

何より嬉しかったのは、今使う環境にピッタリだった事。以前の蛍光灯より収まりが良いです。約1700ルクス / 約540ルーメンの明るさは今までの16型蛍光灯に比べると少し劣るのですが、消費電力が5Wまで押さえられたお陰で熱量も少なく目への負担も少なそう。細かい手元作業やビデオチャットなど、ここ最近特に重要になってきた場面で威力を発揮してくれそうで楽しみです。