暑さでパソコンが壊れたので

その時はいつも急に訪れる

 写真の編集をしていると画面が断続的に乱れ始め、編集などの処理が入ると同時にフリーズが発生。7月末に梅雨明けが宣言されて、それ以降は連日30度を超す真夏日が続いていましたからヒートシンクに被るホコリ等が原因で熱暴走でも起こしたのでしょう。PC内部の部品を取り外しフィルターやヒートシンクの清掃を行い再起動しますが、状況は更に悪化・・・。各部品の動作を確認していくとグラフィックボードの冷却ファンが死んでいる事に気がつきました。急いで別のファンに付け替えますが時既に遅し。グラフィックボードごとお亡くなりになってしまったようです。

壊れない物と思っていましたが

 グラフィックボードはMatroxだったりELSAだったりFireGLだったりと業務用ボードを主に使ってきました。しかし今回壊れた物はBattle Field 4をプレーしたくて購入したゲーム用ボード。コンシューマーレベルでは故障など起きないだろうと思い、特別安値だったRADEON R9 270を購入しました。歴代PCでは故障より前にスペックの限界が先に訪れており、初期不良以外にPC部品が壊れる事は在りませんでした。故に今回の出来事はかなりショッキングです。慌てて変わりを探すも予算の兼ね合いも有り思ったより難航。型落ちの中古 Quadro K4200を入手して今回の難を逃れました。

見比べると分かる。これは別物

定価や用途こそ違いますが、発売時期なんかを考えるとそう遠くは無い2枚のボード。ですがカバー、ファン、留め具なんかを見てもその違いは一目瞭然です。ゲーム用ボードを分解してみて、パーツ選定や配置など気になる点が見つかりました。

  • 上面吹きつけのタイプはファンやヒートシンクを大型に出来るが、エアーがボード面に当たり行き場を失う。一方向に集約する方が効率的。
  • カバーがボロ隠しの役割をしているだけ。エアフローを考慮している製品は開いてる場所、閉じている場所が意図して設けられている。
  • ファンブレードを大型にするためにモーター部を小さくしている物は、軸の耐久性が低い。モーターコイルの巻き数も当然少なくなる。
  • スリットやベントは機能しないと意味が無い。安いボードはベントからエアーが抜ける仕組みになっておらず、見た目だけで配置されている。

導入当初から夏場は廃熱が間に合わず怪しい挙動をしていましたが、当時はケースのエアフローやMiniATXのマザーボードを使っているのが原因だと考えていました。どうやら違っていた様です。 だから故障したのだとは言いませんが、正直否定も出来ません。今後部品を選ぶ際はファンの数や大きさよりもファンモーターのサイズやエアフローの仕組みに注目する様になりそうです。