冬場の電圧低下にご用心

バッテリーは3台交換しました

 愛車のFZ1は登録から13年が経過しているバイクなので、バッテリーは何度か交換しています。1台目は購入4年目にバッテリー上がりでショップ入りした際交換、2台目はその際取付けたてもらったLi-Poバッテリーで1年半で故障廃棄、そして3台目は今使う自分で交換したバッテリー。2回目のバッテリー交換では、当時行きつけのショップが取扱いを始めたばかりのANTIGRAVITYを買う事になったのですが、人柱的購入だったため散々な目に・・・。起電力が高めで低温時の電圧低下が無いため始動性は良かったのですが、バッテリー内部回路にトラブルがあり短期間で廃棄となりました。走行中に全電源がブラックアウトしたり、バッテリー直前の20Aヒューズが飛んだり、バッテリーターミナルが溶け出したりと笑えない事続きでしたが、今となっては懐かしい思い出です。

バッテリーはGSユアサがベストです

 レース車両なら軽量化のために特殊な部品を使うのも有りでしょう。しかし使用頻度や整備にムラのある一般車には通常型バッテリーが一番です。ノンブランド・台湾ユアサ製・ACデルコ製などなど有りますが、耐久性や充電での再生具合を加味するとGSユアサバッテリーが安定していると感じます。ノンブランドと台湾ユアサ製は液体電解液タイプ、ACデルコとGSユアサはゲル状電解液タイプ。ノンブランドは中国製で4,000円、台湾ユアサは7,500円、ACデルコは韓国製で8,000円、GSユアサは国産で16,000円と言った感じ。ちなみにアンチグラビティは38,000円位しました。『台湾ユアサとGSユアサは生産国だけで中身は同じ』などと言う人も居ましたが、当然ながら同じではありません。特にFZ1は搭載時にバッテリー本体を寝かせるため、配慮が必要です。ACデルコはGMグループのバッテリー製造メーカですが、当時は韓国製・今は中国製らしく酷評も無いですが、良い噂も聞く事がありません。国産だからと言う訳では無いですが、オートバイ用バッテリーではGSユアサ以外は無いと思えてしまいます。

バッテリーの寿命は短くない

 オートバイ用バッテリーは3年で交換、バッテリー上がりは即廃棄とショップで言われてきました。しかしメンテナンス充電を行う様になってからはトラブル無く5年、その後バッテリーを上げてしまってからも1年以上使えています。流石に寒くなってからはセルの回りが重くなりましたが、1発始動出来ていますし充電すると回復します。充電器はホームセンターの安い物やショップ推奨の2輪用では無く、電流電圧の自動制御とサルフェーション除去機能の付く自動車用充電器が1万円前後で買う事が出来ます。

 初期投資はGSユアサ1個分で、購入以降は交換頻度が半分以下。『変だな?』と感じたらその日の内に対応できますし、廃棄を減らして資源・環境にも配慮できます。必要な知識は僅かですし整備資格も不要で作業により事故を誘発する様な部分ではありません。オイル交換やチェーンのメンテナンスより遙かに安全です。『バイクの面倒は自力で出来て当たり前』みたいな事は言いません。ですがバッテリーのトラブルはバイク乗りなら誰でも直面する事態。これ位は自力で対応できる準備をしてみても良いのではないでしょうか。冬場のストレスから解放される事間違いなしです。