[1日目] ホテルへ向かうお話

 早朝着のアブダビ空港。数時間かけて空港内を散策しようと目論んでいたものの、豪華で有名な眠らない高級ショップなどが建ち並ぶエリアは搭乗待ちエリアに限られている事が判明。仕方なく、少し時間が早いがホテルへ向かう事にしました。

 当初の予定ではアブダビ市内全ての移動をバスで行う予定でした。ADE 2.0~3.5(日本円で60~100円)だし、10分おきにバスが来るとわかっていたから。それに加えて、行き先や料金を計算するスマホアプリ“Dard”を知っていたので移動に関するトラブルはほぼ無いと安易に予想。(このアプリは良かった!事実、移動に関してのトラブルは皆無でした)いざバスに乗ろうと列に並ぶと、皆 ICカードを使って乗車。(事前の調べで)小銭を用意すれば問題ないと思っていたバスは、いつからか完全プリペードカード化されており、その事実を直前で知る事になりました。しかもカードの購入場所が酷く限られていたため、結局バスを使用する事は無く、移動は全てタクシーに頼る事に(利便性以上にこの国を知る上では良かったかもしれない)。予算は一気にADE 20~50(日本円で600~1,500円)と膨らむ羽目になりましたが、時間的には1/3に短縮されたので結果としては由だったのだと思います。

空港からホテルへ移動,アブダビ

 チェックインは14時からだと理解はしていたし、事前の連絡では7時着との連絡でした。とは言え、大きな荷物を抱えて市内を歩き回るのは嫌だったのでダメ元でフロントへアタック。英語力の低さと無理難題のため玉砕するもトランクを預ける事には成功し、見えにくい場所なら座って休んでて良い(だろう)確認もできた。ホテルのWiFiも掴んで、ひとまず安心して休めるスペースの確保はできました。

トレーダース ホテル ガールヤト アル ベリ アブダビ バイ シャングリ・ラ

 ここには小さなバーカウンターが配置されており、従業員が配置されない深夜はセルフサービスのドリンクが用意されています。エントランスから死角になるため見苦しくもなりません(とは言え寝る事は無かった)。
バーのスタッフが出勤し、その人にバスカードの購入先を聞いたり 5円玉ギフトを渡したりして時間を過ごしました。その人の誘導でフロントまで誘導され、予定の時間より早かったのですが無事部屋にたどり着く事が出来ました。気がつけば7時過ぎ、真っ暗だった空はかなり明るくなっていました。

トレーダース ホテル ガールヤト アル ベリ アブダビ バイ シャングリ・ラ

 アブダビのホテルの価格、物価を考えると非常に高額です。日本から確認出来た価格は、ビジネスホテルで一泊1万円、リゾートホテルは2万3千~3万6千円、高級ホテル“Emirates Palace”は最低価格が6万4千円からと言った感じ。
4つ星や5つ星ホテルが建ち並ぶ地域になります。今回泊まった“Traders Hotel, Qaryat Al Beri, Abu Dhabi”は、中心地から離れた運河沿いのカジュアルなリゾートホテル。通常は安くても一泊2万3千円はする4つ星のホテルです。期間限定で何故だか1万円を割り込むスペシャルプライスが提示されたので泊まる事にしました。広い部屋に広いベッド、シャワールームにトイレと、私が泊まったホテルの中で間違いなく最も良い部屋だった事は間違いありません。窓からの眺めにリゾートを感じる事はありませんでしたが、この窓からはUAEの日常を垣間見る事が出来るので個人的には非常に満足しました。

トレーダース ホテル ガールヤト アル ベリ アブダビ バイ シャングリ・ラ

 荷物を解き少しの仮眠をとった後、レース会場となるコーニッシュビーチに向けてカメラを担いで出発します。

ひとまず今日はここまで・・・