スマホの音源をオーディオスピーカーで聴きたい場合
Bluetooth対応だとかなり楽なんだけど
ウチのプアオーディオ環境はDAC・ヘッドホン出力・スピーカアンプがそれぞれ個別構成です。" ヘッドホン出力付きDAC " だとか " DAC内蔵アンプ " だと 機材が少なく済みますが、個別の進化に差があって部分的に旧式化や故障なんて事も。そういった理由で面倒くさくても機器は分けておき、機能も出来るだけ単機能の製品を選んでいます。
そう言ったわけで昨今主流のBluetooth接続がウチの環境には有りません。スマホをプレーヤーに音を聴きたいと思う時など不便で仕方ない状態です。ですが機会としては少ないのでお金は掛けたくない・・・っと、いつものプア思考から堂々巡りをしていました。理想はBluetoothトランスミッターを買ってアンプへ接続・次点はスティックタイプのDACを買ってアンプへ接続・アイディアとしてはShanling M0 PROなど小型のDAPを買って出力。DAC / DAP / トランスミッター 兼用のShanling M0は何気に良さそうな気がします。ESS ES9219C*2採用のPROはハイスペックですし、普及版でシーラス・ロジック CS43131採用のSは価格と性能のバランスが絶妙。どちらも不満なく使えそうですが、電車通勤がない今の生活では少し贅沢な存在。活躍の場が少なそうで手が出ません。何か良い方法は無いでしょうか?
小手先で何とかする安価プランで行く
上を見てたらキリが無いので目一杯下を見て決めたいと思います。USB-DACはメインPCにUSB接続・サブPCはS/PDIFでコアキシャル接続しています。メインPCに接続中のUSBケーブルが少し長い物が使われていて引き回しに余裕がある模様。今まで背面に刺していたこのケーブルをフロント側に回し、スマホから鳴らしたい場合は引っこ抜いて使う事でスピーカーへ出力する事にしました。

という事でUSB-C → タイプAの変換ケーブルを導入です。これはデータ通信対応と明言されている製品で、BUFFALO・ELECOM辺りが無難だと思いましたがOwltech製が500円でラインナップでは最安だったのでコチラを購入。無事スマホでのリスニング環境を構築できました。ただかなり不格好ですよね。楽だとは言え " ひと手間 " が入るので常用では使わない気がします。それでもPCのファンの音さえ消して音楽を聞きたいと思う時があり、そういった際には活躍するかと思います。DACは電源付きの機種なのでスマホを消費電力も大きくなく、まぁまぁ長い時間使えそうです。音質は・・・環境ノイズが消せるってのは大きいのではないでしょうか。音自体は " スピーカーの変更 " や " アンプの変更 " 何かに比べると、変化は無に近いはずです。
安上がりに目標達成ができたので程々に満足です。利便性の悪さは目立ちますが、ワンコインですから仕方ありませんね。ここに至るまでに調べ物をしてしまったので Shanling M0S がかなり気になっている所。サイズ感や機能など個人的には " ワイヤレス環境の理想形 " なので機会があれば買ってしまいそうです。ただ需要は高くないのか類似品や後続機はありません。完全ワイヤレスの機器に比べるとスペックもカスタマイズ性も高いだけに凄く残念。新品が流通している内に手に入れておきたいですね。


