小さなシュトーレンを買ってみる

ドイツのお菓子が近所で売ってたので

 業務スーパーへ買い出しに行った際、お一人様サイズのシュトーレンを見つけたので買ってみました。昨年末に もう少し大きなサイズのが売られていたのは知っていました。ただ好みでない場合、食べ切るには厳しい大きさだったので二の足を踏んでいた商品です。話には聞くため一度試してみたいと感じていた所だったので、ミニサイズなのは凄く嬉しい。

日を分けて少しづつ切り出し、味が染みていく過程を楽しむお菓子なんだと聞きました。家で仕込めばそんな感じになるんでしょうね。量産品は味に変化が出るんでしょうか? 安定化されてるような気がしますが、伝統に習って少しづつ食べてみたいと思います。

日本人が食べる、一口目の印象

 何と言うか・・・見た通りの味です。シットリとパサパサの中間を行く重めのスポンジケーキ。外側を覆う粉砂糖がスゴイんですが、味の主体は具沢山なドライフルーツと樹の実で作られていて素朴な仕上がりです。良い意味で見たまんまですね。お酒くさかったりバターが強烈に匂ったりしたら驚いたかもしれませんが、そう言った華やかさは皆無。この辺りはフランス菓子とは違うドイツの伝統(ドイツの伝統分からないけど)菓子と言ったところなのでしょう。

初日の一口目の時は「もう良いかな・・・」と思ったんですが、数日ことに確かに変化が有るよう感じて最後の一口の頃には口惜しくなっていたのには少し驚きです。クリスマスを迎えること無く食べきってしまいました。来年は大きなサイズを・・・いや買わない気がしますねw
安価で種類が選べる日本のオヤツ事情では、なかなか戦いにくい製品だと感じました。不味くはなくですが華もないので差別化が難しい印象です。反面 レシピが分かれば自分で作りたいなとは感じるお菓子でした。