ホワイトバランスを手動設定で常用したい

オート機能は意外と雑な感じがする

 室内撮影でホワイトバランスの狂いに気がついてからしばらく経過しました。おおよその設定値や特性など時間を負う毎に分かるようになりましたが、あくまで同じ環境下でしか再現できません。感覚や直感などはふとしたキッカケで狂いが出るわけで、それらを補正する道具がほしいと思っていました。主にカラーチャートと呼ばれる見本がそれらをカバーするわけですが、何気に良いお値段だったりします。安くて8,000円、ケース入りだったり有名所だと2~3万でしょうか。流石にそこまで予算は裂けませんので、今回は白・黒・グレーのポケットインサイズの製品を購入しました。

カードケースは8.5cm x 14cmでカードは5.4cm x 8.6cm程。マット仕上げで、撮影時にテカリが入らない様になっています。色味は・・・スタジオクオリティのアイテムを見たこと無いので不明。怪しさは感じますが、個人的には白色の基準が取れれば良いので問題無しです。

完璧ではないかも?けど価格を加味すると十分過ぎる

 さっそくいつもの感じで撮影。1/125 F9.0 でストロボは天井向きにし1/8発光、ホワイトバランスは5300Kです。現像でカード3枚にカブリが出ないように調整してみました。ディスプレイ表示と感覚だけだと、やはりズレが出ますね。チャートを使う事でスポイトで色味を拾って合わせられるので、変なクセが出ず調整ができる気がします。下のDICのカラーチャートの白は若干真っ白から外れているのですが、実物も外れている様子なので問題はない感じ。

ホワイトバランスを手動設定で常用したい

ワンカットだけの撮影だとイマイチ効果が分かりませんが、複数の商品撮影や角度違いで撮った際など非常に効果を発揮しそうです。こうなるとDatacolor SpyderCHECKR 24が欲しくなる。出番はかなり少なそうなのですが、使いこなせればもうワンステップ スキルアップが出来るような気がします。