芦ノ湖で今年の釣りはじめ

連日暖かい日が続くので早朝から向かいます

 飽きっぽい性分を加味して、釣り場に出向くのは日が昇ってからがほとんど。車が使える時だけ早朝入りしますが、オートバイなので気温が低く路面コンディションが悪い時間帯を避ける為でもあります。今年は春の訪れが例年より暖かい日が続いたので、久々の早朝入をしてみました。ゆっくり朝食を食べていたら日が昇ってしまったのですが、7時には三ツ石でスタート。その後 白浜奥→慰霊碑の入江と移動。4月を思わせる温かい日で、午前中は無風。しかし水温7.5℃と低いためか魚の回遊が伺えません。2時過ぎには白浜に戻り、その後は元箱根湾へ。この頃になると強風が巻きはじめ、白浜でも向かい風、元箱根でも向かい風の状態。日没まで元箱根で過ごしますが、思うような釣りは出来ず終了。釣果は、湾内で釣ったブラウン43cm 1.0kg 1本と小型のレインボー2本。午前・午後ともライズや気配がほとんど無い渋い一日でした。リベンジはしますが、もう少し水温が上がったらでしょうね。

新しい試みと、その印象

 長らくPE+フロロリーダーの組み合わせで釣ってきましたが、一昨年はリーダーをナイロンに変更し昨年はナイロンを巻いて釣りをしてみました。今年はまたPEに戻しましたが、リーダーをクリアカラーのAPPLAUD GT-R Trout SUPER LimitedからカラーラインのAPPLAUD SUPER GT-Rに変更。太さも8~10lb(0.220mm~0.245mm)から12lb(0.290mm)へ変更しています。これは透過視認による隠蔽効果と、反射による隠蔽バレのどちらが釣果に差が出るかの検証。太さは色付くと隠蔽効果が下がるので、単に根ズレと根がかり対策のオマケ仕様です。

芦ノ湖・東古屋湖・丸沼・忍野と、水質の良いフィールドでしか釣りをしません。そのためフロロラインの高い透過率が隠蔽効果に関係していると考えてきました。個人的にはナイロン導入以来釣果が下がっていると感じるものの、釣行回数が少ないので断言できません。『どんなラインを使っても魚には見えていると思われる。むしろ自然界に存在しない透明な円筒物が出す反射が違和感を与える』との開発関係者の話を聴いた時、確かに思い当たる節はありました。PE直結(リーダーを忘れた時)でも釣ることは出来るし、魚や鳥がリーダーに触れた体験は有りませんから。

等と言ってはみましたが、正直結果はどうでも良いと感じます。私の中で重視する事は『使用中、不意に切れない』『良く分からないトラブルが起きない』『終日安心して使える』であり、針の穴を通す様な釣果の確保では有りません。釣れたら楽しいし釣れなくても仕方無し、ただそれだけの事。例えるなら "ジンクス探し"の様な何か。今まではフロロがやや運気高めでしたが、ラインブレイクが多いので他を当たっている。その様な物なんだとお思うんですね。来年あたりまたフロロラインに戻るような気がしてなりません。