車載工具を入れ替え
改めて感じる『無駄』ばかりの内容
先週には完成していた自前の車載工具セットでしたが、ソケットレールの長さが邪魔して再検討をしていました。ショートのソケットレールを買ってくれば済む話なのですが、その支出に合理性を感じず別案で対応です。
改めて純正の車載工具を見てみると、役に立たない感じます。このセットにした目的がどうにも読み取れません。日常整備なのか、緊急の対応なのか、はたまた義務的な物なのか。恐らく『日常整備に必要 + 緊急も対応 + どうにか車載したい + どうせ使わないのだから安モノ』と、使う事が目的ではなく、入れておく事が目的になっているのは明白です。『そんな事なら無理して付けてくれなくて良い』と感じるのは、私だけなのでしょうか?
- プラグレンチ
FZ1はかなり分解しないとプラグホールまでアクセスできません。このセットには不要 - 8-10mm オープンエンド
8mm2セットはワイヤー調節用。10mm側は精度が悪くてネジにかかりません - 10-12 / 12-14 / 14-17mm オープンエンド
短い上に精度が悪いので、10mmを回すのが限界 - 32mm メガネレンチ
リアアクスル用。エクステンションを付けても短すぎて回らない - フックスパナ
リアサスペンション用。引っかかりが怪しいが、調整だけなら使用可能 - 6mm 六角棒レンチ
カウル用。なんとか使えるレベル - ドライバー +/-
グリップが細く、どのネジも回せない
本当に意味不明な内容です。そして32mmとプラスドライバーに関してはネジを回すことも出来ませんでした。全廃しても悔いの残らないレベルですが、事実出先で道具を使うことも合った訳で・・・お守り程度の考えで組み直したセットがコチラ。
短めのラチェットハンドルが入れば理想的でしたが、現状ではスライドハンドルを中心にセットを構築しました。Tレンチのようにすれば +ネジにも対応できて、ドライバーを廃止しても作業で困ることは有りません。早回しは出来ないでしょうが、出先のトラブルで効率までは求めることは出来ないでしょう。それより最低限の移動や帰宅が出来る方が優先です。しばらくこの内容で使ってみて、都度気がついたら中古工具で良いのが見つかったら入れ替えていく予定です。
あると便利そうな部材も入れておくと良さそう
ヒューズの類は不要だと考えてますが、針金・インシュロック・ガムテープ位は入れておくと何かの時に助けられそうな気がしています。特にガムテは最近薄型の製品が売られている模様。かなり割高ですが、緊急用だと割り切ればそれ程苦にならない価格です。
転倒してクラッチカバーに穴が空いただとか、カウルが脱落しただとか そんな時に役立ちそう。針金はステップホルダーの仮どめやクラッチワイヤーが切れた際の応急処置など、工夫次第で色々出来ます。ペンチやカッターが別途必要になりそうですが、そこら辺は追々揃えていく予定。基本は『緊急が起きない整備を行う』です。願わくば事故や転倒での出番のみに留めたいものですね。