SJ10 PRO Dual Screen 発売か
SJ8 PRO以降、いい話が聞こえてこないSJCAM
当初は価格と性能でGoProよりバランスが取れていると感じられたSJ10 PROは、イマイチ盛り上がりに掛けたままYouTube等でも目にしなくなりました。ケースレス防水の影響か録音レベルが悪化、その後改善できなかった事でかなり印象が悪くした気がします。加えて日本での販売価格の問題。本国メーカーサイトから 249(USD) で買えるのに、日本での小売価格は3万円を超えてしまうのは考えもの。国境を超えての通販が当たり前になりつつある今、メーカー直販より高額になる小売販売は論外だと感じます。それで無くともDJI OSMO Actionの正規品が3.5万円で買えるのに、知名度や信頼性で一歩劣るSJCAMが並行品か正規品か分からない状態で3.2万円では買う気に慣れません。アクションしなければスマホで事足りてしまう時代、性能も価格も微妙なカメラを買うでしょうか。個人的に動画編集の熱が冷めたことも有り、アクションカムを購入するには至りませんでした。
insta360 ONE X2の登場も関係してる気がする
私の中ではista360 ONE X2 が 5.5万円のプライスタグで登場したのも影響が大きかったんだと感じます。この価格をどう感じるかは個人により変わるでしょうけど、全周カメラが手軽な価格で買えるのは非常に魅力的。何より後に続く製品が無く、唯一の存在になった点で十分な存在感です。同時期に発表されたGoProMAXに比べると、息が長い気がするのですが所為でしょうか? 私がオートバイ・自転車・釣り等 活用出来そうな場面が多いので特に注目しているだけのような気もしますが・・・。それを抜きにしても従来のアクションカムより多くのメリットと可能性を秘めていると感じます。昨今スマホでも撮影だけなら事足りますが、ONE X2の変わりは出来ませんからね。
新旧のSJ10 PRO を雑に比較
まだ細かい情報が手に入らないため、メーカー通販サイトでの基本的なスペックのみで比較してみます。日本代理店では未発表。価格はメーカーサイトで 249(USD) 送料無料。海外通販サイトで28,200~30,100円で販売中。旧製品は色展開がありましたが、新製品は黒のみです。また旧製品には廉価版のSJ10Xが存在しましたが、新製品にはソレがありません。
SJ10 PRO D.S. | SJ10 PRO Action | |
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サイズ | 62.5x41x28.8mm | n/a |
ウェイト | 112.5g | 126g |
プロセッサ | Ambarella H22 S85 | Ambarella H22 S85 |
CMOS | 12MP センサー SONY IMX377 | 12MP 1/2.3インチ センサー SONY IMX377 |
レンズ | 7glass with 2spherical glass lenses | 7glass with 2spherical glass lenses |
Video 解像度 | 4K – 3840×2160 60/50/30/25/24 fps 4K Ultra – 3840×2160 30/24 fps 2.7K – 2720×1520 60/50/30/25/24 fps 1440p – 2560×1440 60/50/30/25/24 fps 1080p – 1920×1080 120/60/50/30/25/24 fps 1080p Ultra – 1920×1080 60/30 fps 720p – 1280×720 240 fps | 4K – 3840×2160 60/50/30/25/24 fps 4K Ultra – 3840×2160 30/24 fps 2.7K – 2720×1520 60/50/30/25/24 fps 1440p – 2560×1440 60/50/30/25/24 fps 1080p – 1920×1080 120/60/50/30/25/24 fps 1080p Ultra – 1920×1080 60/30 fps 720p – 1280×720 240 fps |
Video フォーマト | MP4 (H.264 / H.265 HVEC) | MP4 (H.264 / H.265 HVEC) |
手ぶれ補正 | 6軸ジャイロスコープ | ジャイロ無し:4K 60fps スーパースムース:4K 30fps 6軸ジャイロスコープ |
ズーム | 8倍デジタル | 8倍デジタル |
バッテリー | 1300mAh リチウムイオン 交換式電池 4K30fpsで80分 | 1300mAh リチウムイオン 交換式電池 4K60fpsで95分 |
ポート | USB-C | USB-C |
マイク | デュアルステレオマイク | デュアルステレオマイク |
メイン スクリーン | 2.33インチ IPSタッチパネル | 2.33インチ IPSタッチパネル |
フロント スクリーン | 1.3インチ HDスクリーン | なし |
メディア | 最大128GB micro SD | 最大128GB micro SD |
ライブ ストリーミング | Facebook/Youtube /Sina/Custom | Facebook/Youtube /Sina/Custom |
耐水性 | ケースなし 最大5m 防水ケース 最大30m | ケースなし 最大10m 防水ケース 最大30m |
外見ではフロントにスクリーンが追加。スペックではケース無しでの耐水圧が変わった模様。内蔵マイクの音質改善が行われていると嬉しいですね。撮影時間目安が変わってしまったのですが、4K60fpsでは都合が悪かったんでしょうか?重量が1割軽くなっている点は少し驚きです。それ以外で大幅に変更された点は現段階では分かりません。各所のブラッシュアップやソフトウェア面での改善が行われている事を願いたいですね。それにしても日本の代理店は売る気の見えない強気価格です。余程性能が良いか価格で優位性が有れば選択しますが、どちらも現段階では期待できず手が出ませんね。