スコーンのレシピは、ほぼ完成の様です
ベーキングパウダーを使うスコーンは短い時間で失敗が少ないのが良いですね。プレーンな物から初めて、ナッツやチョコなどを入れて作るなど試行錯誤を重ねる事5~6度・・・現在は安定して作れる様になったため同じレシピを反復する様になりました。道具や材料の質などを変える事は出来ますが、予算・要求・条件・環境を加味すると変化を付ける事は出来ても改良が確約されるわけでは無いので今のレシピに手を加える事はかなり難しい気がしています。改善とは『悪い部分を良くする事』であり、良い部分は安定させ維持に努める物だと思うからです。
お菓子作りは嫌いでは無いのですが、今作っている物はハードルが低く詰まりません。容易に成果が得られる方が好きだと感じる人が居る一方、個人的には鍛練を続ける方が楽しいと感じる事が出来ます。果てし無く終わりが見えないのは苦痛ですが、及第点のボーダーが在りつつ何処までクオリティを上げる事が出来るのかを考えるのは苦痛では在りません。クオリティとは『品質』ですが、それは精巧な事だったり正確さだったり生産効率だったり美的感覚だったりと様々です。予算・要求・条件・環境などしがらみの中で品質を向上する事は、口で言う程容易くはありません。仕事に置いても常にこの心構えで望めるのなら良いのになと感じてしまいます。