サイズのバリエーションが増えました

 でのトラウトフィッシングは年末に向けて再度盛り上がりを見せます。逆に渓流や里川での釣りは9月末頃で禁漁となり、翌年3月までクローズされます。管釣りと里川攻略用に製作してきたffミノーの出番はそろそろ終了。せっかく成果が出始めてきたのに、これで自作ミノー終了では少し寂しいので、新しいサイズの開発に着手しました。

 とは言っても薄めのバルサ板を使って平たい形状にするのは変えません。シルエットは保存し、全長・厚み・重量を変えて作っていきます。さっそく作ってみたテストパターンがコレ。

自作ミノー 最小化~最大

 右側の2本、5.8cmと7.0cmのテストモデルを作ってみました。シルエットを大きくするのはそれ程大変な作業ではありませんが、浮力に対してどれ位のウェイトを用意するだとか、重心をどこら辺に配置するだとか、部材をどう選ぶだとか『単に見てくれを大きくする』以外の試行錯誤は結構大変です。特に問題なのがウェイトの調達と配置。4.2cmと5.0cmは同じ1.3gのウェイトを使って、木材の密度を変えて作ってます。3割以上質量が大きくなる5.8cmと7.0cmは流石に木材や針金の材質を変更するだけではダメで、ウェイト数とその配置を見直す必要があります。また高比重のタングステンウェイトは自作や形状の変更が出来ない上に、希少金属なので結構お高い部材。形状や調達先が限られるだけに、足下を見たプライスタグが添付されています。それでいて、ミノーの動きを決定する重要な部分だったりするので質が悪いんですね。

 このテストパターン、動きも生産性も納得できない仕上がりで頭が痛いです。
ひとまず5.8cm中心に作っていく予定。うまく仕上がれば海・川・湖 どこでも使えるミノーになってくれますからね。