割れたアイウェアーを復旧。ジャンク品落札でパーツを確保しました
ヒビの入ったアイウェアーにトドメを刺す
今年初めにヒビを入れてしまったWiley X PT-3。エポキシだったり瞬間接着剤だったり、色々と延命処置をしてみましたが結局割ってしまいました。フレームに組み込むことで防弾性能を発揮する強度を持ちますが、レンズ単体時に踏んづけてしまったので仕方ない破損です。
部品調達をメーカーに打診しようとも考えましたが、多分安くないでしょう。しかもモデルは旧型。新型はその後3回アップデートされてますし、デザインも良くなっているのでお金をかけるならニューモデルを選びたい所です。とは言え、買うのは今では無さそう。何とか安上がりに済まそうと様子を見ていると、国内流通のジャンク品を発見。イヤーソック破損・クリアレンズ破損ながらスモークレンズのコンディションは良好で、送料込み1,600円。アジアンフィットモデルなのでUSモデルとの違いも検証でそうだったので落札してニコイチにしてみました。
JP仕様とUS仕様でソコソコ差があるけども
ナイキやオークリーなら店舗で現物を確認できますが、Wiley Xは日本じゃまだまだマイナーです。一時自衛隊へ納入されていましたが、一般での流通は無いに等しい状態。流通量は少ないのに開発などに妥協がなく、アジアンフィットモデルも積極的に制作する真面目な会社なのに残念です。
届いたJP仕様と手元のUS仕様を比べると、レンズのカーブは全く同じですが幅が4mm程広い事が分かりました。以前より耳元の締め付けが気になっていたので非常に嬉しい。ヘルメットと共に長時間着用する事を想定していて、顎紐の上からサングラスを掛けてもテンプルが干渉しない仕組みになっています。幅の狭いUS仕様では私はコレが出来ませんでしたが、JP仕様では無理なく掛ける事が出来ました。それでいてズレる事がないので、他のスポーツ用アイウェアーに比べて長時間の使用でも負荷がかからないなどメリットが多そうです。生産国が台湾で、US仕様と生産国が分かれるのが気になりますが、ネジの質はJP仕様の方が良さそう。見た目では差がないながらも、機能的で堅実な作りは共感が持てるものです。次期購入は他社製品も選定に入れてましたが、引き続きWiley Xを選ぶ事になりそうです。
まだまだ日差しの強い季節が続くので、早い段階でアイウェアを修復出来たのは本当に良かった。コロナ禍で気軽に遊び歩ける状況では有りませんが、せめてサイクリングくらいは安全かつ快適に行いたいですからね。