みかんを探しに

 時期的には早いと思いながらも無性に蜜柑が食べたくなりバイクで散策へ出掛けました。以前知り合いに教わった、伊勢原の当たりの蜜柑畑の話を思い出し進路を山の方へと取ります。『あの煙突が見える辺りだよ』とザックリした説明だったのでランドマークを目安に走行。青看板と車の流れに任せて進むと大山へ到着してしまいました。

丹沢の紅葉

 華やかさには掛ける色つき具合でしたが、観光地気分を一瞬だけ味わってUターン。山を下りつつ、直売所や無人販売所を気にして見るも何処も柿一色の装い。紅葉の季節ですから、当然ながら秋の味覚が並ぶ訳ですが柿以外が無い様子で購買意欲が沸きません。山間では蜜柑の木も見る事が無かったので、少し進路を変えると立派な農家の門前に『みかん』の昇りを発見。色艶も大きさも綺麗な蜜柑が2袋だけ売られているのを見つけました。『極早生みかんです。』なんだソレ?と思いながらも他では見る事が無かったので、迷わず購入。
(熟れ具合を表わす言葉。熟成期間が短い早期に収穫できる品種だそうです)
リュックサックに2キロ程詰め込み、いつもより短めのツーリングを楽しんで帰宅しました。