タイチの古いウェアにコミネのプロテクターを入れてみる

冬物もRS タイチを買ってみました

 冬用のライディングウェアは長らく皮ジャンやM65ジャケットを使っていました。別段困ることはないものの、プロテクターが使えないのが悩みです。プロテクションインナーベストを使う手も有りますが、面倒くさいし見た目や運用がスマートでないので嫌なんですよね。以前購入したRSタイチのメッシュジャケットが良い印象だったので、冬物もタイチを購入してみることにしました。

タイチのジャケットにコミネのプロテクターを入れると、 TIN ROOF HP.
20年ぶりにメッシュジャケット更新 転倒する事が無かったので、ウェアーを買い換える機会が無く古い物ばかり着ています。メッシュジャケットは・・・

ただウィンターシーズンは乗る機会が激減するので、予算は少なくしたいと感じます。ボロは嫌だけど、片落ちの新古品や程度の良い古着でも個人的には気にしない性分。ヤフオクなんかで予算2.5万円以内で買えれば良いかなと思っている所へ、程度の良い気に入ったカラーの物が出てきたので購入してみました。モデルは18年と少し古いですが、ほぼ使っていなかった様でうれしい買い物です。夏物からプロテクターを剥ぎ取り入れ替えを試みますが、トラブルに見舞われたので今日はその話。

20年モデルは改善された様だが、古着だったので・・・

 見た感じは未使用で、モデルが古いだけのような印象。付属の欠品無しでお値段は程々な好条件な買い物でした。ただ年式がメッシュと違ったため、背面プロテクターの仕様が違っていました。

20年モデルは背面中央に開口部があり幅は21cm程。対して18年モデルの開口部は下部で幅はになっており、開口部は18cmしか有りません。コミネのハードプロテクターは、プラ部分が18.3cmなので物理的に挿入出来ないのが購入後に判明。古着ですが、サイズ・色・デザインなど気に入ってしまった今、なかなか残酷な現実が突きつけられます。タイチのソフトプロテクターを別途購入するか別の物を買いなおすか迷いましたが、安く手に入れたので思い切ってウェア側を加工です。

挿入口を1cm広げられてばギリ入りそうです。できるだけ最低限の加工で済ませたいので、右側の縫い目を4cm解いて対角線で19cm確保する事に。幸い面倒くさい構造になっていなかったため、ピンセットとカッターで対応。1時間ほどかかりましたが、無事プロテクターが入る幅を確保することが出来ました。後は、出し入れで破れてしまわない事を願うだけです。

サイズや形状は統一できないものだろうか?

 メーカにより機能や思想が異なるため仕方ないのは理解できます。ただ飼う側から見ると、バックプロテクターの形状にそこまでのノウハウが詰まっている様には見えません。生死が分かれる部分だけに、指定品ではなく信頼できるものを使いたいと感じます。チェストパーツは規格統一出来てるのに、バックプロテクターは何故出来ないんでしょうか?共闘ができないなら、せめて少し値上げしてでもLevel2プロテクターを標準装備して欲しいと感じます。そして標準のスポンジを廃止していただきたいですね。頭部・胸部・背面を守ることでかなりの死亡者が減らせるのは分かってる事なのですから。