デスクアーム購入でマイクを口元へ

下方上向きから上方下向きに変更

 Web飲み会でしか活用されないマイクシステムですが、体裁を整えたくて周辺機材を購入。今まではカメラ用のミニ三脚にくくってデスク上に置いていたのですが、アームで上方から吊る形にしました。マイク用・カメラ用・モニター用など色々有ったのですが、失敗したに潰しが効きそうなカメラ用品を選択。真っ当に買うと4~5,000円するところ、半額で中古を購入です。

中華製のライトなカメラアーム

 VIJIM LS08と言う中華製のアルミパイプを使ったミニアームセット。パイプ経は20mmで、長さはクランプ部 250mm+ポール部 350mm *2本 の950mmです。各接続部にはフルアルミ製のミニ自由雲台が付いてマイクアームより自由度は高い模様。若干工作精度に甘さが見受けられるものの、グリースアップで改善。価格を考えると悪くない気がしています。

このタイミングでマイクケーブルも新調。リサイクルショップのジャンク箱から3mのメーカ品を救出です。電線はBELDEN 1192A、コネクタはSwitchcraft製で価格は300円。ハンダ付けも普通だったしジャンク扱いとは・・・有り難い! 総額6,000円前後を見込んでたのに、半額以下で済んで大助かりです。

さっそくデスクの左手前に設置。口元15cmくらいに寄せ、息がかからないポジションに合わせます。集音部を下向にして、環境音を床からの反響に絞る感じ。これは集音部分を上方に向けて天井からの反響を拾うより雑音を減らせると聞いたためですが、指向性の広いマイクを使っているため思ったより変化が出ませんでした。圧迫感も高くWebカメラにも映り込むため、改悪になった様にも思える結果に。ただマイクボリウムは絞ることが出来たので結果的に音質向上に繋がりました。定価だったら残念でしたが、今回の費用を考えると上出来だと思えそうです。

アイディア次第で色々楽しめそう

 1/4のネジが付くので、アルカスイス互換のマウントを取り付けてみました。普段はマイクマウント、時折撮影機材など使い分けできそうです。ただアームの向きに思った程の自由度がなく、使い慣れるまでは時間がかかりそう。あとはアイディア次第ですね。試しにストロボを取り付けてみました。悪くないけど、この角度で撮ること無いんですよね。マイククランプにレフ板を加えさせた方が便利かも? どちらにせよ使う度にセッティングしなくてはいけないので、マイクアームと兼用は難しそうです。

天井バウンスで撮影してみました。スピードライトだと画角を変える度にストロボヘッドの向きを調整しなくてはいけませんが、据付なら同じライティングで角度を変えることが出来るので楽かもしれません。それにしても配線がゴミゴミしてきましたね。作業環境の居心地が悪化した感じが、綺麗に撮影できて複雑な心境です。
カメラアームは思っていたより便利そうなアイテムでした。撮影台の方にも1台欲しいな。耐荷重3kg位の製品も有るため、次回購入するならゴツいのにしましょう。真俯瞰で撮影が出来れば、動画や物撮りで今は出来ない表現が簡単に出来そうです。