結局プロ向けGPUに落ち着きそうな予感
グラボ選定のその後
仕事用PCのグラボを探している話を前回しました。急ぎ調達する必要はなくなったものの、年内には何とかしないと後が辛そうな予感がします。時間は稼げたので改めて予算・性能に見合ったパーツ構成を考えることにしました。折しも intel Core 14000シリーズの情報が出始めたタイミング。買い替え時か否か?まぁこの辺りは人に考え方が変わってくる所でしょう。今使うマシンの更新も Intel 8 の終わりが見えた頃だったと思います。秋葉原での割引率が急に高くなったのを見て組んだマシンでしたから。14000シリーズはロードマップ通り、現行世代とは異なる技術・仕様で作られます。と言う事は12・13世代のパーツで安く調達するチャンスかも? 4月中旬から B660 / H670 辺りのマザーボードが徐々に値下がりしてるように感じるので、BIOS Updateかけてi5-13500辺りで組むには良いタイミングなのかも知れませんね。メモリはDDR4になりますが、その分 価格がこなれてるので山盛り載せられそうです。たぶんDDR5にするより、搭載量を増やしたほうが性能高いでしょうからね。
値段・性能 そして消費電力
個人的に長く使う場合考えるのは性能よりトラブルの低さと耐久性、そしてトータルのバランスです。先日まで購入を検討していたRTX3050は一世代前のエントリーグレードながら、なかなか消費電力の高い製品。ミドルグレードのRTX3060やもう1つ前のRTX2060は、更に消費電力が高く170Wクラスとなります。ゲーム用途なため仕方ないのですけど、流石に電力消費が大きくて気になります。願わくばその半分くらいにならないもんでしょうか?
そんな事を考えながら更に調べていくと、今世代のRTXプロフェッショナルモデルが目に飛び込んできました。現行のワークステーション用パーツとなると高価な割に見劣りするスペックの事が多い印象。ですがRTX A2000は 価格・性能・使用技術・消費電力などで、全体的にバランスが取れています。コアの内容や使われてるアーキテクチャはRTX3060とそう大きくは違いません。価格はミドルクラスの A2000 12GBで10万、その下位モデルのA2000 6Gで 6万中盤程です。6GBモデルは既にディスコンになっており、中古市場では安いと3万中盤でした。コレは思った以上に自分好みの性能。この手のボードは高負荷に強くハングアップやフリーズしにくい印象です。OC機能などが無い代わりに 無茶な処理を実行しても時間をかけてでも対応しようとするタフさが売りです。
総合的に見て、コレ以外の選択は無い感じですね。ただ流通量が少ないため、手頃な品を入手できるかは不明。アメリカ市場から買って345.35USD(4.8万円)、ebayで180~250USD(手数料入って4万くらい)。先週までチラホラ出ていたヤフオクの在庫は見なくなりましたし、欲しいのなら目を光らせていなくてはいけなさそうです。CPU / マザボと同時購入の必要はないですが、願わくばタイミングが重ならないで欲しいところですね。