FZ1のICウィンカーリレーを交換
LED化でウィンカーの故障が増大
豆球と機械式リレーの頃は、ウィンカーが点灯しなくなるのは豆球の消耗による事が多かったです。それでも10年以上前の中古を10年近く乗っていて2度有ったかどうかの事。LEDウィンカーが登場してからは球切れのリスクを気にする必要が無くなった変わりに、ICウィンカーリレーの故障に対応する必要が出てきました。今年で14年目のFZ1は納車時よりオプションのLEDウィンカーにしていますが、今までに砲弾型LED 1球とICウィンカリレー2つを交換しました。どちらも購入店では匙を投げられたためDIYで対応です。寿命が長く故障が少ないのが特徴のLED系灯火機ですが、コンデンサ回りが壊れるため正直言って電球の時より手が掛ります。後付けだと価格も高いし、見た目以外のメリットが少なくて微妙な感じですね。
Amazonやモノタロウの存在が有難い
ショップが匙を投げた理由が『パーツリストに型番の記載が無いから』だったので、仕方無く同じ症状に悩む方のBlogを参考に直したのですが、内容的には難しい物ではありませんでした。故障の原因もLEDはLED球の寿命でしたし、ICリレーは内部のコンデンサが故障したため。初代のICリレーが故障した際は代替え品が少なく苦労しましたが、今やその手のパーツは沢山見つける事が出来ます。逆に多すぎて全てが怪しく見えるんですよね。今回はモノタロウで扱われている製品を選びました。
メーカ名が記載されていたのでパッケージかと思いましたが、バルク品です。800円ですし仕方無いですね。元々付属していたICリレーはヤマハ純正品でしたが、ソレでさえ8年で故障。次に買った1000円のバルク品は5年ですから、高いの買っても安いの買っても寿命は5年だと思うと正直何でも良い気分になってしまいます。
内部部品から見える次の買い換え時
ヤマハ純正品のICリレーは内部やパッケージが防水シリコンで覆われ、全てのパーツは面実装のチップ品で構成されていました。壊れた2代目は防水処理がされていなかったものの面実装で構成されていて、アルミ電解コンデンサが使われていました。今回購入の3代目はと言うと、抵抗1本・コンデンサ2個がリード線式に。基板や構成も雑で、明らかにクオリティが低く耐久性にも難が有りそう。保って3~5年という所でしょうか・・・
安物の電解コンデンサは故障の原因になるため、出来れば付け替えたいですがパーツの調達が少し困難。1つ80円のパーツを2つ購入したいのですが、送料が800円かかるんですね。秋月電機に出掛ければ即解決ですが、都内に出掛けるのに往復2,000円かかります。微妙・・・。都内で打ち合わせでも有れば、ついでに買ってくるのですがコロナ過でそんな予定も当分発生しそうに有りません。修理用と交換用で都合に4個ですが、来年春頃までには対応したい感じです。
ひとまず現状のまま取付け
取外ししやすく浸水の恐れが無い場所に付くパーツなため、ひとまず現状のまま取付けておきます。今はバイクを使える様にする方が優先。対策部品に交換できたら、お風呂コーキング材で防水して作業終了。前照灯は10年で0回、ブレーキ灯は14年で0回、ナンバープレート灯は14年で1回の故障。ウィンカーだけ14年で3回の故障ですから、かなり微妙な気分になります。昔ながらのリレーの方が耐久性高いって、かなり皮肉な感じですね。