嵐は遠のいたが、遊びに出かけることも出来ず

台風関東へ接近、週末にも

 土曜日は終日台風14号の影響で雨が降り続きました。幸い進路が南よりにズレたため、関東・東北に大きな影響を与える事は無かったようです。とは言え何もする事が出来ず一日家にこもる事になってしまいました。仮に出掛けられたとしても、更新できる様な事柄が無く困っています。

台風 赤外線衛星画像

知人の依頼で、自転車を探しています

 盗難とかでは無く、新しいスポーツバイクを買いたいからと言う相談。50歳を超えてからの新たなチャレンジだと言うのでお手伝いしています。ニッチな分野へ足を踏み入れる際、知る側・受け入れる側の役割は重大でしょう。小さいながら大役を仰せつかったので気合いが入ります。ひとまずヒアリングを行い、軸を決めてからメーカー・モデル・グレードを探す事にしました。主な要望は3点。

  1. タイヤは太目が良い。23cなど細いタイヤは怖く感じる
  2. 丸パイプ形状では無く、複雑なフォーミング形状のフレームを選びたい
  3. 乗り出し価格は、ヘルメット・ポンプ・ペダル等合わせて20万円以内に納める

抽象的に見えて、実の所 筋が通っているので助かります。低価格のサス付クロスバイクは持っていた様で、シティーサイクルとの大きな差を感じなかったのが残念だったとの話が聞けました。なので今回は自転車の印象を覆す事が出来る物を選びたいと思います。ジャンルは10kg未満のロードバイク1択。正直なところMTBでもクロスバイクでもランドナーでも選び用は有るでしょう。ただ其々を選択した際に得られる『所有欲』や『性能』の差は、サス付クロスバイクと何処まで変わるでしょうか?大いに変わるのですが、その変化を感じる事が出来るだけの環境も含めて考える必要があります。絶対正義では無いですが、ロードバイクが持つアドバンテージは『軽さ』だと私は思います。地球上最も効率の良い乗り物なのですから、ソレを感じて欲しいと思わずには居られません。そして道の良い日本では、その恩恵を存分に受ける事が出来ます。ディスクブレーキにはかなり興味を引かれるとの事なので、アルミフレームの入門用ディスクロードに絞って探す事に。カタログを見て、実機を見て、ベンチマークに上がったのがTREK Émonda ALR 4。同社のDomane AL 4 Discの方がより予算や要望にかなった1台なのですが、細部の仕上や重量で依り優れたÉmondaを選びました。予算ギリギリにはなりますが、ブランド・デザイン・カラー・仕上がり・コストパフォーマンスとバランスの取れた1台だと思います。

TREK Émonda ALR 4

基準は決まった、後は見比べるだけ

 毎年ならこれから開催される試乗会や展示会を回り、ベンチマークに比べて好みのモデルを見つける機会が多く訪れます。しかしコロナ過で生産減と需要増のため今年はエントリーグレードの入荷は遅れているとの事。それに加えてサイクルモードを筆頭に多くの展示会が軒並み中止になっています。自転車の趣味を始めるには非常に酷な年になってしまいました。デリバリーの遅れも然る事ながら、実機を見比べる機会が得られないのは非常に残念です。加えて前年モデルのお買い得車も非常に少ない印象。540サイズの方なので競争率も高く、購入に至るまでは厳しい道のりになりそうですね。