wiggleで久々に消耗品調達

セール商品ばかり3点注文

 しばらく買い置きのOPEN CORSAとRubino Proで過ごしてきましたが、流石に10年前のタイヤだけに固く乗り心地が悪いためウンザリしていました。うっかり他人のバイクに跨がると、意図せず自分のバイクの粗が見えてしまうので困ります。チューブレスホイールを使用中なためIRCのFormulaProかROAD LIGHTを履きたい所ですが、今チャリのタイヤに1万円は捻出できません。wiggleを徘徊しているとHutchinson FUSION 5 GALACTIK 11STORMが1本2,500に値下げされているので、やはり値下げされているSelle ItaliaのSLR TM Flowと合わせて購入。10年ぶりでしょうか、本当に久々に最新レース用タイヤを履く事になりました。

一週間で到着、出荷がえらく早かった。

 海外通販は到着まで2週間を見込んでいますが、今回の注文分は7日で自宅まで届きました。さっそく届いた荷物を検品。今回はタイヤ・サドルに加えて、釣り用にベースボールキャップを購入。Amazonや日本で流通するモノはデザインが安っぽい割に価格は高めで実質差の無い商品ばかりですが、海外通販だと国内では見かけないブランドの品を見つける事が出来るためため少しだけ優越感に浸れます。

海外通販

 Buffはスペイン発のスポーツブランドで日本ではZETTが代理店になっているようです。ただこのベースボールキャップは入ってきて無い模様。ツバの裏地が表地とは違ったり、薄手で軽量な生地にレーザーでホールが設けられてたり、留め具のカシメに刻印が入ってたりと手が込んでいて良い感じ。パッと見に特徴の有るデザインでは無いですが、生地・縫製・金具など見えにくい場所に手を掛ける製品は好感が持てます。価格は1,980円。この価格帯で気の利いた製品は少ないのではないので嬉しい買い物が出来ました。

Buff キャップ

 サドルはホール付のSLR、ナロータイプのS2。マンガンレールの廉価版です。廉価版でもSLRが3,100円で国内流通する事はあり得ません。流石はwiggle。今使うのはやはりマンガンレールのSLR通常モデル。軽量で固いものの薄手のカーボンシェルを持ち、座面全体でショックを吸収します。12年以上使っているので、見た目は古くかなり汚い成りになってしまいました。SLR TM FlowはSLRよりシェル面積が減少してスポンジが厚めになっているので、好みに合うかは乗ってみないと分からなさそうです。新品だけに見た目もデザインも◎。重量は135gから205gに増加。手で持つとその差は結構明確ですが、取付け後は正直感じ取れません。

selle ITALIA SLR TM Flow

 タイヤはスペック上ではクリンチャーと表記されていましたが、届いた製品はチューブレスでした。11stormは20年発表のラインナップにはチューブレスが無いため、この製品は18年発表時のモノと思われます。個人的にはチューブレス レディに良い印象が無いため、古い製品でもチューブレスの方が嬉しい。取付けもレバー使用で5分と掛からず完了。エアー漏れも無しです。前後5,000円でチューブレスが手に入ったのは嬉しい誤算。次の練習日が楽しみです。

Hutchinson Fusion5 チューブレス

型落ちセール品だとしても、国内価格との差が凄すぎる

 今回購入したタイヤ2本とサドルを国内で買おうと思うと、流通価格でも25,000円。wiggleとの価格差は16,000円以上 70%オフです。専門分野の製品で流通量が少ない事は理解しますが、売価でこの差が付くのは釈然としません。自転車パーツに限らず、日本で買う製品は日本メーカのモノでも海外より割高な傾向が見受けられます。消費者が小馬鹿にされている様に感じるため、かなり気分が良くありません。税金や経済を考えれば出来る限り日本に還元したいと思ってはいますが、不利益を被ってまでソレを行うべきかは疑問に感じます。適正な価格なら多少高くても我慢しますが、2倍以上も差があるのを見てしまうと冷めてしまいます。商店や事業主は薄い利益でも顧客に還元しようと努力する方が多いのに、上流部の方々はその事をどう思ってらっしゃるのでしょうね。チャリのパーツに限ってはヤフオクで並行輸入品を転売している人達の方が、値付けは良心的だと感じる今日この頃。全く皮肉なモノです。