SJCAMに早くも新型。SJ10の情報
早々に売り切れになった SJ9 Strike
以前も書きましたが、私の用途と予算を鑑みると SJ9 Strike は都合の良さそうなアクションカメラです。この手のツールは GoPro が鉄板ですが、壊すかもしれないカメラ機材に5万も6万も予算を割く事が出来ません。 SJ9 Strike の発売当初価格は3万円程、待ってれば2万円台前半になるでしょうから画質と価格のバランスを考えると最もコスパの高いカメラなんだと思います。値崩れを待っていた訳じゃ無いですが、価格を確認しながら傍観してたらいつの間にか売り切れ状態。その後在庫を見かける事が無くなったので妙に思っていたら、今月に入って海外サイトで新型の情報を発見を発見しました。早くも新型 SJ10 PRO が発売されます。
詳細情報が出てきません
海外では早くもレビューが上がり始めていますが、日本国内ではこの情報に食いついている人が居ません。元々 GoPro8 や Osmo Action に比べれば知名度は低めでしたが、外見も性能も悪くないだけに不思議です。価格は3万円台を期待しています。 SJ9 Strike が250ドルでしたから、それより下がる事は無いでしょうね。大まかなスペックは下記の通り。
SJ10 Pro Action | SJ9 Strike | |
---|---|---|
サイズ | n/a | 62.5mm×41mm×28.8mm |
重量 | 126g | 85g |
CMOS | 12MP 1/2.3インチ センサー SONY IMX377 | 12MP 1/2.3インチ センサー SONY IMX377 |
レンズ | n/a | F2.8 170° |
Video 解像度 | 4K – 3840×2160 60/50/30/25/24 fps 4K Ultra – 3840×2160 30/24 fps 2.7K – 2720×1520 60/50/30/25/24 fps 1440p – 2560×1440 60/50/30/25/24 fps 1080p – 1920×1080 120/60/50/30/25/24 fps 1080p Ultra – 1920×1080 60/30 fps 720p – 1280×720 240 fps | 4K – 3840×2160 60/50/30/25/24 fps 4K Ultra – 3840×2160 30/24 fps 2.7K – 2720×1520 60/50/30/25/24 fps 1440p – 2560×1440 60/50/30/25/24 fps 1080p – 1920×1080 120/60/50/30/25/24 fps 1080p Ultra – 1920×1080 60/30 fps 720p – 1280×720 240 fps |
Video フォーマト | MP4 (H.264 / H.265) | MP4 (H.264 / H.265) |
手ぶれ補正 | ジャイロ無し:4K 60fps スーパースムース:4K 30fps 6軸ジャイロスコープ | ジャイロ無し:4K 60fps スーパースムース:4K 30fps 6軸ジャイロスコープ |
ズーム | 8倍デジタル | 8倍デジタル |
バッテリー | 1300mAh リチウムイオン 交換式電池 4K60fpsで95分 | 1300mAh リチウムイオン 交換式電池 4K60fpsで95分 (フロントスクリーンとWifiオフ) |
ポート | USB-C Bluetooth Wifi | USB-C Bluetooth Wifi |
マイク | デュアルステレオマイク | デュアルステレオマイク |
メイン スクリーン | 2.33インチ IPSタッチパネル | 2.33インチ IPSタッチパネル |
フロント スクリーン | なし | あり(0.96インチ) |
メディア | 最大128GB micro SD | 最大128GB micro SD |
ワイヤレス充電 | なし | あり |
ライブ ストリーミング | Facebook/Youtube /Sina/Custom | Facebook/Youtube /Sina/Custom |
耐水性 | ケースなし 最大10m 防水ケース 最大30m | ケースなし 最大10m 防水ケース 最大30m |
価格 | n/a | SJCAM.com / 249ドル Amazon / 29,800円 |
重量が大きく異なりますが、電池を含むのか除くのかなど詳細が分かりかねるので信用度が低いです。寸法は大きく変わらないと思いますが、今の所確認できるソースが見当たりません。それ以外の変更点で目に付くのは、ワイヤレス充電とフロントスクリーンの機能が削除された事。本体のみで10m防水/ケースで30m防水、ライブストリーミング対応、USB-C接続、6軸ジャイロとスーパースムーズ、 SONY の IMX377 センサーは維持されています。 SJ10 Pro は SJ9 Strike の不具合を修正した正常進化版だと予想できますね。『コレは要らないな』と思っていた機能が修正されたので個人的には歓迎です。他の競合製品に対して大きな差は無いように感じますが、1080pで240fps撮影が出来ないのは少し残念。また GoPro は4K60fpsでも手ぶれ補正が使用可能ですが SJ10 Pro は4K 30fps。ここら辺は価格による性能差だと考えれば仕方の無い部分ではないでしょうか。とは言え、どちらも致命的な性能差とは言えない物です。そこを求める人は、必要に応じて相応の対価を支払うのが良いでしょう。
SJ10 Pro は私にとってのベストカメラに違いない
SJ9 Strike に引き続きベストカメラな存在に変わりは無さそうです。願わくば今回も定価250USDで収まってくれれば嬉しい所。それを超えてくるようだと GoPro 同様、遊び道具の枠からは外れてしまうのだと思います。 insta360 One X が4万円台前半に突入している今、同価格で170度の視野しか得られないと考えると厳しい。カメラ1台で全周がカバーできる insta360 One X は、完璧では無いでしょうが、表現や撮り逃しリスクを考えると魅力的な存在。どちらにせよ直ぐに購入できるような状態では無いので、コロナが落ち着いて詳細が判明してから改めて考えようと思います。