松川湖釣行の詳しい話
伊東、松川湖 で検索がされてる
ウチの数少ない検索キーワードからの流入は『 松川湖 釣り 2019 』です。せっかく来て頂いてるのにこの体たらく・・・申し訳ない。ひとまず先日更新の際見てきた松川湖の様子を簡単に書く事にします。
前回釣行で得られた情報
釣行は11月1週目の土曜日、午後2時スタート4時半終了の短時間でした。天気は終日晴れ、風は無く気温は20℃で水温高め。水位は満水。薄い濁りが入っており、そこそこの透明感は感じられますが全体的に白っぽくなっていました。公園広場のワンドには大型のコイが集まっており水面近くを回遊。そのほかには3cm未満の小魚が岸際を群れて泳いでいました。 公園広場前のインレットは浅く、対岸の馬の背にもかなり土砂が積もり、非常に浅くなっている模様。湖岸南側のかけ上がりは健在でした。湖底の流木も少なめ。 北側吊り橋付近とスロープ付近は未確認です。魚の気配は無く、ライズも夕方まで無し。はねている様子からトラウト以外の魚だと思われます。鵜の数も異様に少なかったです。見える範囲に魚が居ないと言う事でしょう。
漁協にて情報収集。先の台風の影響により山から大量の粘土質の土砂が流れ込んだからとの事。ピーク時の流入水量は毎秒100tに達したそうです。上流の飛び石辺りにあった大岩が流され、湖底に沈んだ模様。台風の影響を加味して10月は放流無し、11月は10月分を足して120kg放流したらしいです。その日は本来、下流河川に放流予定のウグイも松川湖に放流。理由は河川のダメージが大きく、魚が流域にとどまる事が出来ないと判断したためだそうです。放流日に関しては答えてもらえませんでした。
ついでなら良し、釣り目的なら別の場所へ
ここからは主観です。近年本当に放流しているか怪しい感じもある松川湖。プロアングラーでも『生き物の気配がしない』と言わしめる有様です。2016年頃を境に放流日翌日でもライズを見ない日は珍しくありませんでした。それ以前は1回の釣行で1匹は姿を見る事が出来ていただけに残念です。今回も120kg放流した直後と言っていましたが魚種も数も分かりません。終了間際に28cmほどのウグイが釣れたので、確かに放流はしたのでしょうけど。
松川湖の水温は高い事が多いため、深いところを探しながら釣る事になります。しかし台風で湖底の様子が変わっており、泥も多く入ったためしばらく苦戦するでしょう。クリアな水質になるまではもうしばらく時間が掛かりそうです。禁漁期間の無いフィールドなので、海釣りや旅行のついでに寄るには最適です。ただ、こんな調子なのでトラウトを求めて出掛けるには微妙だと言わざるを得ません。