自分に最適なビデオとは?
アクションカムで動画を撮り始めて4年
Adobe Master Collection CS6を手に入れたのは4年前。元々Photoshop・Illustrator・InDesign・Dreamweberの4点が欲しかったのですが、全部入りの方が遙かにお得だったのでMaster Collectionを購入しました。せっかく手に入れたのだから他のソフトも使わないと勿体ないと思って、手初めて学び始めたのがPremiere Proです。撮影機材は小型で安い物を探していたのでアクションカムに白羽の矢が立ちました。当時既に GoPro 3 が発売されてましたが、価格面・後発製品・ソニー製と言う事で HDR-AS100V を選択。大して下調べをせず購入したので、後々後悔するのですが、撮って編集してエンコードする作業の中では十分に活躍してくれた機材です。
アクションカムなのに別売りのケースが無いと水中撮影が出来ないとか、重心位置が悪くチェストやヘッドマウントでは上下ブレが激しいとか、後発のくせにアクセサリーは少なくて性能はGoPro同等程度だったとか、正直多くの不満が在ります。とは言え現在最も大きな不満は『旧式化により録画サイズとフレームレートが低くなってしまった』事。近年 記録メディアの大容量化、低価格化に伴いアクションカムでも4Kが当たり前になってきました。Full HD 120fps 240fpsでの録画も当たり前になってきています。釣りやバイクなどで撮影する身としては役不足となっており、そろそろ次の機材に乗り換えたいと思っているところです。
多分正解は1つだと思うのだけど
今も当時もアクションカムの選択肢は1つです。そうGoProを買っておけば間違い無し。放送業界からプロ・アマ スポーツに至るまで多く指示されています。ですが、エンドユーザーの身分として今のGoProは高すぎと感じるんです。技術開発や生産・供給にかかる費用を加味すれば、5万円でここまで多機能を詰め込んだカメラに文句の付けようなど有りません。ただアマチュアが破損や紛失を覚悟で使う金額としては決して安い金額では無いんです。ですが正直なところ3万円で収まらなければ厳しいなと感じます。『だからロースペックのエディションを展開している』事も分かるのですが、新品でも標準以下の性能では意味はありません。今から見劣りしていたら、将来は役立たず確定です。買い換えスパンが短くなり、結局出費が嵩むだけになる事でしょう。
良いか悪いかは置いておいて、発展目覚ましい中国製品は?
そこで候補に浮上するのが発展目覚ましい中華カメラ。当初はコピー品だとか偽物だとか小馬鹿にされてきましたが、一部の製品はそうも言ってられない完成度となってきました。今日時点で私が候補としているのはSJCAM SJ8 Proと Foxeer BOX2の2点です。特にSJCAMは価格と性能で無視の出来ない存在です。派生型や新型が出る度に確実に質を上げてきました。画質の比較は他の方のレビューを参考にするとして、HERO7 BlackとSJ8 Proの表面的な差を見比べてみましょう。
GoPro HERO7 Black | SJCAM SJ8 Pro | |
サイズ | 62.3×44.9×33mm | 62.5×41×28.8mm |
重量 | 116g(電池込) | 85g |
CMOS | メーカ不明 1/2.3インチ | SONY IMX377 1/2.3インチ |
視野角 | 149.2º | 170° |
メイン スクリーン | 2インチ タッチパネル | 2.33インチ IPSタッチパネル |
Video 解像度 | 4K Wide 60/30/24fps SuperView 30/24fps (4:3) Wide 30/24fps 2.7K Wide 120/60/30/24fps SuperView 60/30/24fps Linear 60/30/24fps (4:3) Wide 60/30/24fps (4:3) Linear 30/24fps 1440P Wide 120/60/30/24fps Linear 60/30/24fps 1080P Wide 240/120/60/30/24fps SuperView 120/60/30/24fps Linear 120/60/30/24fps 960P Wide 240/120fps 720P Wide 240/60fps 720P Linear 60fps | 4K 60/50/30/25fps 1440(4:3) 60/50/30/25fps 1080P 120/60/50/30/25/24fps 720 240fps |
手ぶれ補正 | HyperSmooth | 6軸ジャイロスコープ |
バッテリー | 1220mAh チウムイオン電池 (4K60fps 約50分) | 1200mAh チウムイオン電池 (4K60fps 約90分) |
USBポート | USB-C | USB-C |
流通価格 ’19年8月時点 | 53,460円 (GoPro) 46,400円 (Amazon) | 19,800円 (BangGood) 23,480円 (Amazon) |
GoPro HERO7 Blackはこのに加えて 表に収まらない程の多くの機能 があります。だけど考えてみてください、この多機能のどの部分を主に使いますか? 私は4K 60/30fpsと1080P 120/60fpsと手ぶれ補正機能位です。それならSJ8 Proでも十分だと思えてしまうんです。ナイトラプスやライブストリーミングなど確かに魅力的な機能は多いのですが、常用する訳ではありませんよね。常用しない機能に2万からの費用を割くと思うと勿体ないと思ってしまうのは私だけでしょうか。あなたはどう思われますか?